現在販売をしている材及び今後の状況について  

2014年12月4日現在

  ウッドデッキネットにお問い合わせいただきありがとうございます。

 

 ウッドデッキに適した腐りにくい木材は世界的に需要が旺盛で、この数年国内の事情に関係なく、常に品不足になっています。

 サイトでできる限り現状をご案内いたしますが、どうしても書けないこともございます。 また時間の制約から、すべて最新情報であると言い難い面もあります。

 ご注文いただく方、真剣にご検討いただく方にできる限り現状をご説明したいと思い、このページはできる限り頻繁に更新をしていますのでよくお読みの上ご注文ください。

 

 

     

 ウッドデッキネット 杭田正夫


 

 はじめに 会社及び私の立場

 当社は様々な木材の輸入業者・商社・一時問屋の機能を果たしています。

 ウッドデッキネットで販売をしている木材は国内外様々な会社から仕入れた材ですので、ここに書くことは当社の事情ではなく、国内のマーケットが共通して抱えている問題だと思っていただければいいかと思います。

 但し、四国から情報発信をしている関係上、関西の流通事情には長けていますが、関東の事情は多少異なることもございます。 この点は私の立場をご考慮の上お読みください。

    

    

 全般的な流れ

 過去大きな潮目を感じたことが何度もありますが、それは別にまとめておきます。

 過去を知って、現在を見ることで、未来はある程度予測ができますので、できれば先にそちらをご覧ください。

   

 2011年夏 1ドル70円台という驚異の円高ドル安。 それから数カ月遅れてユーロも1ユーロ90円台という信じられない為替水準になりました。

 このコメントを書いている2012年2月。 こんな異常な為替レートが半年を続いていますが、世の中の輸入商品はどれほど値下げをされたでしょうか???

 単純に為替だけの問題だと、アメリカから物を買うと3割安く変えるはずです。

 では アメリカから輸入されている商品の中で3割も値下げをされた物は有るでしょうか???

 今回の円高ドル安は過去と全く違っていて、ただドルが売られ、相対的に円が高くなっているだけ。

 アンビリーバブルなことですが、資源を買おうと思うと、1ドル95円以上していた1年半前よりも円を多く積まないと買えないのです。

 万一今後円安に為替が振れたらいったいどんなことが起こるのか?

 誰もかつて経験をしたことがない異常事態が今なのだとご認識ください。

 

 2012年の状況ですが、アメリカ・カナダの材に関しては、為替以外の要因はあまり考慮に入れなくていいかと思います。

  

 東南アジア・南米の材に関しては、信じられないくらい現地価格が急騰をしています。

 円高を背景に足元を見られているだけなのか?

 本当に品不足が進んでいるのか?

 これは今後円安に振れないと誰も予測ができないのです。 

これより上は、2012年に書いております。
以下2014年12月の追記です。

世界的に「金余り」と言うのがどうやらキーワードになっているようです。
情報化社会の大きなデメリットとして、皆が同じように動き、その動きが通常の経済活動で考えられる範囲を大きく外れているということをこの数年痛感をします。

アベノミクスで、デフレ脱却というお題目の元、実態を大きく外れた円安が起こっています。
円はどんどん売られて、半年で50%も円安になるというアンビリーバブルな状況になっています。

輸入商品は、円安の影響で値上げ一辺倒。
さて2015年は一体どんな年になるのか???

それが読めるというよりも、それを仕掛けているほんの一握りの人がほくそ笑んでいるのでしょうね。

 

  

 木材の合法性は真剣に考えよう

 地球温暖化を防止するためにエコの活動が様々な分野で進められています。

 木材については、その先端を行かなければいけない分野で、熱帯雨林の消滅を阻止しなければ行けないことは大人よりも小学生の方が危機感を持っているかも知れません。

 

 天然林の樹齢数百年の良材を大量に使う時代はとっくに終わっています。

 今後デッキ材も植林木中心になることは必至で、残念ながら耐朽性に関しては現在よりも劣ることも必至。

 

 いい材を使うよりも少し耐朽性に劣る材をいかにうまく使うべきかを考えていかなければいけないのです。

 

        

 
 ウッドデッキネットの方向性

 2014年は、ハードウッドの一部の樹種に大きな動きがあり、その影響が2015年夏頃まであると思われます。
この数十年市場をリードしてきたあの材が姿を消してしまうのか?
それともまた潮目が変わって、復権するのか?
今日のところで春ごろまでの潮目は読めますので、現状と数か月先の予測を書いておきます。

 

それぞれの樹種についての詳細は後で詳しくご案内をいたします。

 全体の流れは次の通りです。

 

 ・ハードウッド

  ハードウッドの基本はイペ・ビリアン(ウリン)・セランガンバツの3本柱。
そこにマサランドゥーバが第4の柱として認知をされてきたのが、2012年ごろかと思います。

  2015年は少し雲行きが変わりそうな匂いを感じます。
イペだけが、異常な高値になっております。 有る程度原因は分かっておりますが、この先どのようになるのかが全く読めません。
他の樹種は現地価格は落ち着いておりますので、現地の動向よりは為替次第かと思います。

    

 それぞれの樹種のページで思うところを書いておきますので、ご参照ください。

   

 ・ソフトウッド

  配送面に多大な問題を含んでおりますので、少々お勧めし辛い状況に有ります。
  配送面は、別途そちらをご覧頂くとして、ココでは樹種ごとの供給体制に触れたいと思います。
  2010年以降、超円高の影響で、外材はとても輸入しやすい環境に有りました。
  現在は、円安に歯止めがかからない状況で、しかも年度末を控えているため、これから数カ月は高値必至です。

  
 ではそれぞれの樹種の事情をご確認ください。

 いつまでも一般論を話していても埒があきません。 皆様がご希望している樹種の状況をご確認ください。

 ハードウッド

 ソフトウッド

  

 管理人のデッキ材これを選べばだいじょうVもご参照ください。


2018年2月輸入待ちの方に1ページ作りましたので、こちらもご覧ください>>>

 

  

 

 

 
 

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