2005年9月に施工をした、会社のウッドデッキについてその後の変化を随時ご覧頂きます。
両サイド・・・ウエスタンレッドシダー材
センター・・・クマル材
ハードウッド・ソフトウッドそれぞれの施工後の変化をご覧下さい。
6年1ヶ月経過 (2011年10月14日)
雨上がりの様子その2
全体の様子
水たまりが木材の耐朽性にどういった影響があるのか興味があるところです。
6年経過をして、ある程度木材も傷んでいるので、水の溜まっているところと何らかの関係があるものか見て見たいと思います。
4年前にも同様の写真を撮りました。 水たまりができている部分はあまり変わっていないようです。
木材が暴れたり、撓んだりしていると言うことはどうやらないみたいですね。
木材の様子
6年経過をして、ウエスタンレッドシダーは割れや欠けが一部目立つようになっていますが、腐る気配は全くありません。
クマルは相変わらず綺麗で、傷んでいる部分すら感じるところはありません。
右側・・・ウエスタンレッドシダー材
4年前に見たのと同じで、濡れているときの水たまりは、両サイドに数多くあります。
乾いてくると、真ん中の写真のように左手前の部分が乾きにくいことが分かります。
左側・・・ウエスタンレッドシダー材
4年前とこちらも同じ結果になりました。
こちらの方が日当たりが良いので、全体的には右側よりも早く乾いています。
ほんの一部乾きにくい材があって、この日10時の段階でウッドデッキ全体でココだけがまだ乾いていませんでした。
手前の方に水たまりがあるのですが、乾きにくいのはその部分よりも真ん中付近の右の方。
雨が続くと、この隅の方にカビが生えますので、乾きにくい部分は水はけが良くないものと思われます。
乾きが悪い材をアップで撮ってみました。
それぞれの場所で最後まで乾かなかった部分をアップにしてみました。
とても意外なことに3か所とも、水が乾きにくい材はとても綺麗なのです。
6年経過で、まだ断言できないのですが、水が乾きにくいからその場所が腐ると言う単純な図式は成り立たないみたいです。
4年前に写真を撮って、その時書いていたコメントを見てちょっと恥ずかしくなって書きなおしました。
まず木表vs木裏に関しては、基本は木表を上にすべきだと思います。
それにより水はけが悪くなるので、耐朽性が落ちるという風に言われる方があるようですが、水はけに関してはそれほど重視する要素では無いのではないか? と言うのが現段階で感じています。
木裏を上にするデメリットは、単純な話で、なぜ木裏と言う言葉になっているかを考えれば自ずと理解できるかと思います。
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