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オリンピック半島のI-101はこんな風景が延々と続きます。
地図で見たら海岸線を走るルートなんですが、海なんてどこにもなくて、とても背の高い米栂に囲まれた道を走ります。
こんな変哲も無い道でも一応高速道路。
最高速度は60マイル(時速90km)なのです。
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突然視界が開けたと思ったら、ポートエンジェルスの町が見えてきました。
ここの町並みはアメリカの港町。
って感じでとてもお気に入りのワンショットです。
ここから船に乗ってビクトリア(カナダ)に行く手も有るのですが、私たちはもう少し東に進みます。
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愛と青春の旅立ちのロケ地になったポートタウンゼント。
真っ青な空。
白い断崖絶壁。
海を望む高級住宅。
いかにもお金持ちの別荘と言った感じの家が立ち並んでいました。
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ここからワシントン州フェリーに乗って北上します。
高い山に雪が残っていて、緯度がとても高いことを感じさせてくれます。
フェリーの時間に余裕で間に合った。
と思ったのですが、私の目の前で満船。
ここで1時間半ロスしたことで明るいうちにカナダに入るのは絶望的。
うーん
予約をしておくんだった!!
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船を降りたところは、アメリカで一番細長いウイットービー島。
島を縦断したら今度は見渡す限り畑。 いやはやアメリカってなんでもビッグですわ。
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少し開けてきたなあ。
と思っていたらマウントバーノンで、唐突にこの看板が見えてきました。
「I-5 北行き バンクーバー
ブリティッシュコロンビア州」
さあここからカナダを目指してハイウエイを突っ走るんだ!! |
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まだ何とか日があるうちに国境に近づいてきました。
I-5以外にも一般道に国境があって、電光掲示板でそれぞれの国境の待ち時間が表示されています。
「 I-5 5分待ち」
ガラガラなのに迂回する必要無し。
このまま真っ直ぐ走ります。
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ただの料金所にしか見えませんが、カナダの入国審査場です。
ここで、いろいろ聞かれました。
「何日後にどのようにして出国するんだ?」
これが一番困りました。
7人乗っていて、そのうちの4人は2日後にワシントン州に車で帰ります。
3人は3日後に飛行機で東京に帰ります。
これを英語で言うのに汗かいたこと。 |
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カナダに入った途端車が急に増えてきて、大都市が近いことを感じます。
ハイウエイを降りたのに弟がまだ高速で走っています。
「オイ飛ばし過ぎじゃ・・・」
「なんで?
60って書いているじゃないか!!」
「60は60でも、ここはカナダやからキロメートルやで!!」
温度もそうで、アメリカの天気予報を見ていたら、「カリフォルニアの最高気温は103度」
「おいおいやけどするじゃないか!!」
ってTVに突っ込んでいたのですが・・・
カナダじゃ最高気温34度だって!
明日は結構暑くなりそうやなあ。
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