ここで誤解をする方もいらっしゃるかと思いますので最後に補足をしておきます。
材は真っ直ぐのものが望ましいと言うことはもちろん理解をしていますし、極端に酷いものを商品として販売する気持ちもありません。
ただ、検品の基準によく皆様から何センチの反りが許容なのか?
と聞かれるのですが、木材にはそのような数字による基準は存在しないのです。
もちろん検品の基準に反り・ねじれが小さいことというのはあります。
それは、数字で規定を設けるのではなく、見た感じで判断をします。
ですからこんなに反っているのが許容範囲なのか?
とお叱りを受けることもあります。
またこんなにいい材を入れてくれたと喜んでいただくこともあります。
そんなものだと思っています。
同じ木を見ても、皆様が思われる印象はまったく違うものです。
自然のものを販売していますので、機械もののような基準を当てはめてもしかたがないものだと思っています。
素直な木もあればちょっと捻くれている木もあります。
天然のものですから、それが自然な姿
優等生しかいない社会はつまらないものですよ。
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