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 イペ材の色目について

 イペは産地が広く、また細かくは20種くらいの木の総称ですので、いろんな色目の材が混じります。

 時々、色目をそろえて欲しいというご要望があります

 樹種により比較的色の揃っているものもありますし、イペのようにまだらなものもあります

 天然の素材ですので、この点はこの木の特徴としてご理解願います

     

 @ 出荷時の材の色目

 20x105 E4E の出荷時の写真です。

 明るい色、暗い色

 茶褐色、黒っぽいもの、緑がかったもの

 柾目のもの、板目のもの

 

 こういった材が混合をしているのがイペです

 

 色目を揃えたいという方は他の樹種をご検討ください

 ハードウッドで比較的色が揃っているのは、ビリアン(ウリン)マサランドゥーバ(アマゾンジャラ)グラピア

 A 施工直後の色目

 20x105 RIBでウッドデッキを作ったときの様子です

  

 色目を気にせずランダムに板張りをすることで、自然な感じがでていいものだと思います。

 B 経年変化でこうなります

 その1 日当たりのいいところ

 

 写真は5年ほど経過をしたボードウォーク。

 色目の違いは銀白化をしてからは、このようにコントラストとなって残ります。

 これも自然な感じでいいものですよ。

 

  その2 日があたりにくいところ

 

 この材は屋根があるところだと表情がまるで変わります。

 元の色よりも少し濃くなり、しかも人に踏まれれば踏まれるほど艶を増します。

 まるでワックスをかけたような、塗装をしたようななんともいい表情になります。

  

 写真は完成から15年経過をしていて、おそらくノーメンテナンス・無塗装で使われていると思われます。

 

イペ

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