敷地一杯にウッドデッキを施工する。
こういうご依頼も結構あるものです。
お隣との距離が近い分、目隠しをするのですが、昔住んでいた家の欄間をぜひ利用したいと言うことで、目線の高さに思いでの欄間を配してみました。
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間口は7.7m、奥行きは2.2m。
敷地一杯に柱を立てて、屋根を掛けています。
床板と根太組は、セランガンバツ材
それ以外はウエスタンレッドシダー材。
こう言う風に違う樹種を混ぜても目線をごっちゃにしなければ違和感は全く無いものです。
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メインの階段は、足が不自由なおばあさんのためにかなり緩い階段にしました。
もう一つの階段には、ラティスフェンスを利用した扉。
これはワンちゃんが、ウッドデッキから外に出ないようにするため。
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あれ???。
メインの階段からワンちゃんが逃げるんじゃないの???
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ウッドデッキとは別のところに扉を付けてその点も万全。
ワンちゃんもおばあさんも家の人々も。
それぞれの想いが詰まったウッドデッキです。
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[Data]
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ウッドデッキ |
目隠し・パーゴラ |
セランガンバツ材
無塗装 |
ウエスタンレッドシダー材
無塗装 |
束・・・90x90 E4E |
柱・・・4x4 |
大引、根太・・・45x70
E4E |
梁・・・2x6 |
床板、幕板・・・20x105
E4E |
垂木・・・2x4 |
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目隠し・・・1x6 |
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目隠し・扉・・・ラティスフェンス |
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屋根材・・・中空ポリカ4mm |
16.3u (約7.7mx2.2m変形) |
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施工日数
8日(12人) |
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この現場を紹介したブログです
緩い階段が今後の必須なのかな?
このお宅の打ち合わせをしていた頃東日本大震災が起こりました。
地震の被害に合われた方にお見舞い申し上げます
四国からブログを書いていますが、管理人の身内も被災者。
震災から4日連絡が取れずにとても心配したのが、つい昨日のことのようです。
日々無事に過ごしていることを感謝しつつ・・・
2013年1月掲載
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