ウエスタンレッドシダーはカナダでは、「生命の木」として崇められており、トーテムポールやカヌー、住居（屋根、外壁）の材料として広く利用されています。

WRCは針葉樹の中でも最も軽い 0.37。 それにも関わらず耐朽性があるのは、この木の赤み部分に強い防腐・防虫作用を持つ天然成分、「thujic acid」や「thujaplicns」があることによるのです。
また収縮率が極めて低く、反ったり、曲がったり、割れたりすることが非常に少ないことも安心して屋外に使用できる要因なのです。

塗装をしなくても充分な耐朽性はあるのですが、どうしても紫外線により色落ちがします。いつまでも美しく快適に使用するためには保護塗装をする方がいいでしょう。

色目は淡いピンクかかっった褐色のものが基本で、黄色っぽいものや赤っぽいものや黒っぽいものなど色々な色目のものが混じっているのがウエスタンレッドシダーの特徴です。

環境対策の取り込みが進み、古木の天然木（オールドグロス）の流通は激減をしています。
それでも、今後何十年いや何百年にわたって安定供給が見込めるのはとてもうれしい限り。
今後益々需要が増えていくことは容易に想像ができるところです。

ウッドデッキネットでは、現地（カナダ）で製材加工された「現地挽き」と、丸太やラフ材を輸入して国内で製材加工した「国内製材」の2種類を販売しております。
いずれも良い材ですが、欧米人と日本人には感性の違いがあります。両方を比べていただいたらその点がよくわかります。
どちらの感性があなたにより近いかは、サンプル材をご依頼頂いてご自身の目で確かめてください。
ここでは、ウッドデッキ、フェンスに使える材をご案内しております。
床材・壁材では、各種壁材や屋根材をご案内していますので、そちらもご覧ください。

材に関しての補足説明や、施工例等を情報サイトでもご覧ください。

ウエスタンレッドシダーは、現地挽き（節付き/クリア） ・ 外壁材（羽目板）の5種類を用意しています。
現地挽きは、カナダで製材加工した材を輸入したもので、国内で流通しているウエスタンレッドシダーの大半はこちらになります。
（2023年2月、カナダから丸太を輸入して、国内で製材加工をしていた材の販売は中止しました）
カナダ製材で、アメリカやカナダで流通している材ですから、北米材の少々荒っぽい雰囲気があります。

節付きグレードには大節がかなり混じります。 無節に近い材をご希望の方は、クリアグレードをご用命ください。

ウエスタンレッドシダーには、外壁・軒天・屋根等に最適なように加工をしている商品もございます。そちらを、床材・壁材のページでご紹介しています。

ウエスタンレッドシダー材の価格、サイズバリエーション

ウエスタンレッドシダーは、2x4ソフトウッドの様々なサイズバリエーションが揃っている樹種です。
価格表（PDFファイル）をこちらでご確認ください

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ウッドデッキネットの施工例、納品例