HOME › ウッドデッキのある風景 › ウッドデッキ 25倍の法則 その3
2021年10月9日
みなさん こんにちは。 アイアンウッドです。
長期連載と銘打ちながら、記事を書く時間が取れそうにありません。
一旦ここで止めておいて、また時間が取れればこのネタの続きを書きたいと思います。
最初にお見せした完成写真を再度ご覧ください
セランガンバツで出幅が91cmの縁側風のウッドデッキ
さて下地はどうなっているのでしょうか?
91cmの出幅に対して3本の根太をいれていますので、根太ピッチは455mm
床板が20×105で、455÷20=22.75
床板の厚みに対して25倍以下にしていますので、適正な根太ピッチ。
ここまでは前回までに書きました。
根太・大引きの2段構えで、大引きや束のピッチを約90cmにしています
根太に対しての大引きのピッチを根太の高さとの相関を見てみましょう
900÷70=12.86
大引きと束も同じ計算になりますので、12.86
これ、いつも疑問を持たずに施工していたのですが、もしかしたらめちゃくちゃオーバースペックなのではないでしょうか?
45×70の根太を縦使い(70を高さになるように)していますが、平使いでも25倍前後に収まります
そう思ってイペの同じようなウッドデッキで根太を平使いしてみました
この方が施工は遥かに楽ですし、今回と違って床板を継ぐときにも根太の幅が広い方が施工性・耐朽性にも優れます。
15年以上、根太は縦使いをしてきたのですが、最近この方が理にかなっているのではないかと思い始めました。
根太・大引きの関係も25倍になるように考慮して、根太は平使い。
実は20年近く前にこの施工方法をしている現場を見ていただのですが、頑なに自分のやり方を貫いていました
新人のボーフ君には、施工性に優れたこちらのやり方を教えようと思っています。
で・・・
イペのウッドデッキの完成写真です。
やっぱりハードウッドの王様はイペだと実感します。
写真だと色合いしか分かりませんが、触ってみるとセランガンバツとイペでは別物だということが実感できますよ。
ちなみに、この2件の現場は下請けですので、樹種の決定権は私にはありません。
私が設計施工をしている現場だと圧倒的にビリアン(ウリン)。
なんでイペじゃないのかって?
それは第一回で書いたことに関係しています。
「流通量が多い樹種・サイズを使う」のが、プロの基本なんですよ。
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