HOME › ウッドデッキのある風景 › 奈良県生駒市で、ウエスタンレッドシダーのウッドデッキの補修工事をしてきました その2
2020年11月1日
みなさん こんにちは。 アイアンウッドです。
前回木材劣化診断士としてアドバイスをすると書きましたが、診断は2段階になります。
1次診断は、目視が中心で、触ったり突き刺したりとそんなに大げさな検査をするわけではありません。
2時診断になると、専門の機械を使ってデータを出します。 それで目では見えない木材内部の不朽の程度を推測できます。
大規模な案件だと、2次診断をして、調査書を提出しますが、個人邸の場合は、そこまで手を掛けることはありません。
一目でダメと言える件なら調査にもいかないのですが、今回の案件(13年経過のウエスタンレッドシダー)は一見綺麗に見えましたので、実際に伺って判断をすることにしたのです。
前回お見せした写真のうち、家側はどうなっているのでしょうか?
写真右側と上の方で一部床板のビスが緩んでいて、歩くとフワフワする部分がありました。
点検口が痛んでいましたので、その周辺の床板を取り外してみました
点検口及び下地はダメでしたが、後は床板・根太とも健在。 これならこの付近は最小限の補修をすることで、十分ではないかと判断しました。
建物付近は、健在なものが大半と見ましたので、取り外すことはせずに目視で判断をしました。
問題は反対側
痛んだデッキのお約束ともいうべき、植栽があります
この付近の材を外してみました
案の定。床板はぐずぐずになっていました。
が・・・
写真の上の方に比べると、下の方はまだしっかりしていますので、デッキ全体に腐朽菌が回っているということはないという判断もできました
階段は、写真では綺麗ですが、歩くと完全に危険な状態であることが分かりました。
これは側板から床板に向かってビス打ちをしているのですが、ビス穴が緩んで今にも抜け落ちそうな感じ。
階段は作り替えをすべきだと感じました
写真をうまく取りそびれましたが、この場所でも点検口はダメでした。
後日補修をしながら感じたことですが、階段と点検口は構造的な問題。 植栽付近は、環境的な問題。
樹種の寿命ももちろんあるのですが、今回の案件だとまだ寿命が来ているという感じはしませんでした。
この付近の床板はまだ健在なものが多かったのですが、この付近は一番よく歩く場所でもあることから、全面取替をすることにしました。
こんな感じで、植栽付近から東側は全面取替。
点検口は、一部取替。一部補強をしたうえで再利用。
床板が余れば、建物付近の取替ということで、ご注文を頂くことになりました。
新設する材は、ウエスタンレッドシダーでもよかったのですが、防腐加工をしたヒノキの方がより望ましいという提案をして、床板は必要枚数。下地は万一のことを考えて診断したよりも少し余分目に用意をして、現場作業に行くことにしたのです。
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