HOME › ウッドデッキのある風景 › ウッドフェンスに適した材って??? その3
2020年6月15日
みなさんこんにちは。 アイアンウッドです。
香川県高松市の我が家のウッドフェンス? のメンテナンスの話を続けます。
イタウバの方は見違えるように綺麗になりました。
こちらがメンテナンス前(施工から3年半経過)
こちらがメンテナンス後
なんとか反りも収まりましたし、塗料もうまくのりましたので、新品に変えたのか? と見間違うくらいの状態になりました。
ちなみに塗料は、3年半前に塗ったのは、シェーナステインのウォルナット。
今回は、会社に少しづつ残っていたいろんな色の塗料を混ぜました。(記憶だよりですが、シェーナステインのメイプル・ナチュラル。キシラデコールのオリーブ・バリサンダ・ジェットブラック)
ウォルナットよりは黒っぽさが勝ちましたが、まあこれも気分転換でありでしょう。
ソフトウッド継ぎはぎ軍団(ヒノキ防腐加工材・ウエスタンレッドシダー)のメンテナンス前がこちら。
3年半前にシェーナステイン・ウォルナット色を塗って、放置をしておいたのですが、まだまだ色は残っていて、再塗装をしなくても十分綺麗です。
メンテナンス後がこちら
間違い探しのような話ですが、一番上にヒノキ防腐加工材 18x90を一段追加をしました。
色はイタウバと同じで、少し黒っぽくなりましたが、イタウバのように激変したという感じはしません。
元々良いものが、より良くなった。 という感じでしょうか。
浸透性の塗料に関しては、吸い込みの状況により、大きく発色が変わります。
イタウバだと、油分が強すぎで、新材に塗装をしてもほとんど塗料を吸い込みません。 色持ちは最悪で、イタウバに塗装をする場合は、かなり頻繁に再塗装をする必要を生じます。
ヒノキや、ウエスタンレッドシダーだと、よく浸透しますので、発色もしっかりしていますし、色持ちも良いです。
塗料缶に塗装面積を書いていますが、2倍くらい幅を持っています。
その幅が、実際にいろんな木に塗ると実感できます。 面積当たり塗料を多く使ったときは色持ちが良くて、少なかったときは色持ちは良くないのです。
皆様から良くいただくご質問の中に、ハードウッドに塗装をしたほうが良いですか? とか、ソフトウッドは塗装をしないとダメですか? ということがあります。
今日のブログが私なりの回答です。
なお、ハードウッドで無塗装で放置をしておいて、数年先に塗装をした場合のことは、ウッドデッキネット・情報サイトにいい例がありますので、そちらをご覧ください。
まだメンテナンスから2か月しか経過をしていないので、一夏超えてから、この件はもう一度検証をしてみたいと思っています。
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