2006年4月
2006.3
ウッドデッキの施工も慣れてきた分、ずいぶん早く綺麗になってきました。
いつもと同じだと楽なのですが、やっぱり新たな施工にチャレンジするのは楽しいものです。
今回の依頼は縁側風デッキ。 ならば20x105じゃ格好にならないでしょう!! 40x55の角材を使ってせっかくだからビスも見えないように・・・
見積もり時には自分なりのイメージで図面を引きました。
施工時にダブルブッキングをしてしまい、私はもうひとつの現場に行ったために大工さんに施工方法を相談したら・・・
目から鱗!! 百人寄れば文殊の知恵。 人に聞いてみるもんですね。
デッキ 4.5mx0.9m(4.05u)
図面>>> JW_WIN PDF
木拾い( エクセル)>>>
施工時間
施工時間 1.5日 (延べ3人)
施工は2006年4月3日〜4日
下からの写真ですが、意外にスッキリしていますね。
でもこの写真に大きな秘密が隠されています。
私が施工をしていれば、根太からビスを斜めに打つつもりでした。
ところが大工さんにこの話をすると一蹴されてしまいます。
「そんなことをしたら床板がガタガタになってしまうぞ!!」
「そう言われてもいい方法なんてあるんですか???」
「ヒモを打つんじゃ」
これがヒモです。
これなら真下からビスを打つことができますので、床板もビシッとそろうのです。
知ってしまうと何でもないことですが、いやあプロに聞くと参考になりますね。
ちなみに、根太に溝をくってビスの通り道を作る方法もあるのですが、ハードウッドならこっちの方が遥かに楽ですね。
でも下からのビス打ちは大変です。
100本の床板を留めたのですが、これだけで丸1日掛かりました。
大工さん曰く これは滅多にしようと思うもんじゃないぞ!!
でもまたご要望があったらよろしく頼みますねぇ。
ビスの見えないウッドデッキ。
多くの方から問い合わせをいただきました。 裏からビス打ち。 床板が厚いときにはご一考です。
もちろんソフトウッドにも代用できる話ですので覚えておくと言いと思いますよ。
2006年11月 皆様に感謝をしながら・・・ 杭田正夫
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