管理人の施工日誌  <Vol.16 玄関先に腰掛けて・・・ 編> の施工

2005年11月

   
 1 設計・木拾い

2005.09〜10

 Vol15でお世話になった向かいのお店のお嬢さんが近所に住んでいます。

 お店のおばちゃんがウッドデッキをえらい気に入ってくれて・・・

 さっそく話を進めることになりました。

 ちょうどその頃新発売を予定していたアイテムが2つあり、写真やサンプルを見せたところ気に入ってくれたので、床板は「アマゾンジャラ」、手摺には「ウリンのラティスフェンス」を使わさせていただきました。

  

 最後まで迷っていたのが、玄関近くの収まり。

 ちょっとアプローチが狭いので、デッキの上にそのままフェンスをつけると外から見たときにかなり圧迫感があります。

 そこで急遽 半間程度後ろに引っ込めて、そこは腰掛スペースにしようということになったのです。

 毎度のことですが、現場で多少変更をしています。

 そのあたりを加味して図面をご参照ください。 

 

DATA  

13.44u (6.4x2.1m)

図面>>>JW_WIN  PDF

 木拾い( エクセル)>>>

施工時間

施工時間 4日 (延べ8人) ・・・コンクリートは別途

  
 2 アマゾンジャラってどうなのよ

  施工は2005年11月

  今回のお話をいただいた頃、隣に座っているT君が青い顔をして私に言いました。 「アマゾンジャラ」を返品されたんだけど使い道ありませんか???
 えっ? アマゾンジャラ取引あったの?
 早くそれを言ってよ。
 

 返品された理由は「反りが大きい」

 私が見た限りでは使えないというほどの反りは無かったので、二つ返事でOKして、使い道を探していたのです。
 
 奥さん この綺麗な木ウリンと同じ金額で施工しますよ。 どうですか? 別に怪しいおっさんではありませんが、こんな風に持ちかけると、これまた二つ返事。

 

 お施主様と打ち合わせをしていると、これまた新製品がうってつけ。

 そうウリンのラティスフェンス。

 それを縦にしたり横にしたり。

 いい感じになりそうです。

 

 さあ施工するぞ!!
 とアマゾンジャラを持ってみると・・・
 あれ? くっついちゃった。
 雨に濡れると、白くねばねばの樹液がでて、材と材とがなかなか離れません。
 なんでも現地ではこれを糊にしているとか。
 おーーい そういうことは早く知らせてくれよおおお!!!
 みんななかなか欠点を明かそうとしないので本当に大変。
 
 でもこの樹液いつまでも出るものでもないし、どうしても気になるときはぼうずりで擦ってやれば何の心配もないですよ!!
 と輸入をしているWさんは笑いながら話してくれました。
 
 ここは最後の最後でこんな形に変更をしました。
 でもできたのを見て奥様がポツリ。
 「心配したけど思ったよりいいのができて嬉しい」
 私も嬉しい。
 
 というわけで本当は去年の暮れくらいに紹介するつもりでしたアマゾンジャラ&ウリンのラティスフェンスを使ったお宅の施工例完結です。
   

 そうそうこのお宅を施工していた途中に九州で大きな物件の受注があり、材の検品をしたいと言うことで急遽大阪まで行ったんですよね。
 現場にお昼過ぎまでいて、1時半頃の高速バスで難波へ。
 はるばる長崎からいらっしゃったK様と会ったときは日も暮れかかっていました。
 お互い大阪までの道中はバタバタだったみたいで、そんな話をしながら大阪のNさんも交えてブラジル料理を食べたことを思い出しました。
 南海石津川駅そばの「セリアハウス」 ブラジル人(日系を含む)がやってます。
 土日はシュラスコバイキング\2380がGOOD。 またいきたいなああ。 誰か大きな物件の検品に大阪まで行こうっていわないかなあああ!!

 といいながら来週は大きな物件の営業に九州・長崎まで行く私だったりするのです。
 
 うーーん完全にブログの口調になってしまいましたね。 大反省!!!

 

  2006年6月 皆様に感謝をしながら・・・ 杭田正夫

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