管理人の施工日誌  <Vol.15 西部劇に出てくるようなデッキのあるお宅編> の施工

2005年8月

   
 1 設計・木拾い

2002.04〜2005.03

 このお宅は私が営業をした新築住宅。
 なんと3年越しでようやく日の目を見た物件なのですが・・・

 後から考えると、この間にウッドデッキを多く手がけた影響から次の2点に大いなる不満が募るのです。

 
 まずはご紹介していない部分ですが、ベランダ。

 住宅会社ではベランダはおまけであるというおかしな考えが染み付いているようです。 現にこのお宅でも大きなベランダというご要望に対し、私が提案をしたのはせいぜい間口3640x奥行き1365という中途半端なもの。 いまなら思い切って前に出して、ウッドデッキと一体感をもたしたと思います。

 うーーん 残念。

 

 もう一点。 ウッドデッキの出幅。

 1800に設定をしたのですが、せめて2500は欲しかったですね。

 このお宅の図面を見返して、3年間で随分視点が変わっている自分に気づきます。

 

 次のお宅ではがんばっちゃいますよーーー。

 求むチャレンジャー!!

 なにはともあれインパクトのあるデッキはできました。

 欲を言えばきりがありません。

 今回の経験は次に出会うお客様への糧となります。

 

DATA  

17.53u (8.37x1.80m)

図面>>>JW_WIN  PDF

 木拾い( エクセル)>>>

施工時間

施工時間 4日 (延べ8人) ・・・コンクリートは別途

  
 2 今回は施工面よりも意匠面に難がありました

  施工は2005年8月後半

 本当は玄関前の部分とそれ以外の部分の高さをあわせるつもりだったのですが・・・

 リビング前はフローリングの高さに合わせたいですし、玄関部分は框の厚み分どうしても下に下がります。

 框をできる限り薄くしたのですが、ツーバイフォー住宅の構造上どうしても段差ができてしまいます。

 ポーチ柱のところで1段段差をつけることで収めたのですが、もっといい方法があれば教えてください。

 

 エアコンの室外機は当初その段差部分の上のつもりだったのですが、急遽デッキの下に入れて欲しいとの要望が!!

 高さが無いのでデッキの下には入れれませんでしたが、デッキの横までホースを伸ばすことでウッドデッキは有効的に使えるようになりました。

 

 新築の時にいつも問題になるのが実はエアコンなのです。

 意匠面、使い勝手その他いろんなことが後から問題に・・・

 はじめにこのあたりもしっかりと打ち合わせをしましょうね!!

 

 今回一番手間が掛かったのがこのステップ。

 本当は3段にしたかったのですが、あまりにも面倒くさくなって2段に。

 でもこの方が踏み面が大きくなってかえって昇降しやすくなった。

 と日記には書いておこう・・・

 まあこんな感じで現場で細々変更しています。

 図面と写真を見比べて粗探しをするのも楽しいかも知れませんね。

 

 

 そういえば私は住宅の営業だったんですよね。

 何かとおーい昔のような感じがしたり、昨日のことのようだったり。

 このお宅の住宅見学会を夏休み最後の週に開催しました。 時期が悪かったのか、宣伝が下手なのかご来場はもうひとつでしたがご近所さんからデッキ工事をいただきました。 その話はVol16で。

 うーーん最近ブログをはじめた影響で、何かとブログを意識した書き方になっちゃいますね。 反省!!

 

  2006年6月 皆様に感謝をしながら・・・ 杭田正夫

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