Vol.23 狭小地の新築住宅編
香川県高松市 2006年5月
2005年秋
いつものLeafGreen草原さんプロデュースの新築住宅です。
彼女のプランにはいろいろウッドデッキやお遊びを入れていただき楽しく作業をさせていただいています。
今回のテーマは狭小地の住宅
ウッドデッキの話をすると、「うちは庭が狭いから・・・」という断り文句をよく頂くのですが、狭いところこそウッドデッキの出番。
狭いので施工は大変ですが、でき上った時の満足度は広さに比例をするものではありません。
2006年5月3-6日
写真の日付を見て驚いたのですが、わざわざGWに現場仕事をしていたのですね。
現場で困ったのは、屋根の取り合い。
庇の高さより高くできないし、パーゴラの垂木が頭をうつような高さでは都合が悪いし ・・・
現場でいろいろ考えて取り合いを変更。
いやあ何事も経験ですわ。
まずパーゴラを組んで手すりを組んで床板・・・
あれ? このあたりのいい写真がないじゃありませんか。
ごめんなさい
ポリカペアカーボを張るのですが・・・
高い!! 怖い!!
もうこんな現場いやだーーー!!
職人さんの声なき声が!!・・・
施工の様子は中空ポリカのページにてご確認ください>>>
2006年5月14-15日
まず手摺の枠から組み始めます。
既成品のウッドフェンスに合わせて柱を立て、笠木で頭をつないでとりあえず完成。 写真は南側で隣は畑。 東隣の隣家との間にも同じようにしますが、そちらは柱を埋めてブロックの内側に施工をしたのです。
夜携帯電話が鳴って現場に呼ばれます。
隣の方から境界を出ているとの指摘。
ブロックの内面が境界ではなく、それから1cm控えたところが境界だと言うのです。
こういったあたりは事前に隣人と話をしていないと大きなトラブルになります。
狭小地での鉄則を忘れるとだめですね。
床板をよーーく見てみるとおかしくないですか???
一番奥に薄い板を1枚上からかぶせていますよね。
これ実は床板の長さが足りなくなってしまったのです。
ちょうどいいサイズの床板を用意していたつもりだったのですが、1〜2cm足りません。
急遽 こういう風に荒隠しをしたのです。
今回のように取り合いが決まっているところだと、きちんと測っておかないとこういう失敗をします。
それも現場で機転を利かせればなんとかなるものですけど。
失敗は成功の元。 現場をいろいろやっているとうまくいくことも、そうでないこともあります。
予定通りにならないのは悪いことではなく、その場で臨機応変に対応することが次の現場につながります。
終わりよければ全てよし。 この精神で次の現場も失敗するぞーー!!
じゃなくて次こそうまくやるのだ!!
2008年6月 皆様に感謝をしながら・・・ 管理人 杭田正夫
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