今から思えば物入れに早い段階で手をつけなければいけなかったのです。
最終日朝一番から作業を開始したのですが・・・
午後5時前には他の仕事が全部終わって、4人でここに集まるのですが、狭いところでの作業ですので、人がいくら多くいても分業は思うようにできません。
明日には内覧会に向けた美装をしますのでどうしても今日中に仕上げなくてはいけないのです。
午後5時にはまだ扉が八分方できたところ。
やりきるにはまだ1時間以上掛かりそうです。
その間私は少しづつ片付けをして、玄関前に不要の道具や余った材を集めます。
監督さんに電話。 「まだ1時間は掛かります。」
6時過ぎ監督さんから電話「もう終わりそうですか?」
「ほぼ終わりました。
これから片付け・部屋内の掃除をします」
6時半過ぎに監督さんから電話「ゼネコンの方からエレベーターを止めると言ってきました。最後は階段で降りて下さい」
「えっ?
材は明日の朝降ろすのですか?」
「それでお願いします」
取り急ぎエレベーターを見に行くとまだ動いています。
「今のうちに何でもエレベーターに積み込んでしまえ!!」
7時過ぎ部屋の掃除も完了!!
外に出たらサンポートのきらびやかな光が!!
そうかココに住む人は毎日この景色を見ることができるんだな。
思わずシャッターを切りまだ動いているエレベーターに飛び乗ります。
車に材を積み込んでいると監督さんがやってきて
「電気を消しますよ。」
うーーん
なんとかギリギリセーフだったけど資材を降ろす前にエレベーターを止められていたらどうなっていたことでしょうね。
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