いやあこれは一体何台潰したことでしょうか？

 思い出すだけでも5台パアにしています。 いずれも充電式でホームセンターの特売品（7〜9千円程度）

 これだけ潰すんなら最初からいいものを買っておけばよかったですね。

 いろいろ使い勝手ありますので、これだけは失敗をしないためのコツをご伝授したいと思います。 

 初めてウッドデッキを作ったのが真夏。

 持っていたのは写真の安物インパクトドライバー。

 さんざんサイトで書いていますが、何が困ったって充電器が使えない。

 説明書をよくよく読んで見ると30度以上では使えないとはっきり書いているじゃありませんか!!。

 あのね。 西日本では5月から最高気温は30度を超えるんですよ。日向だともっと暑くなるし・・・  これじゃ冬場にしか使うなって書いているようなものじゃありませんか。 

 しかも何台使っても同じだったのが、2個電池ついていて、必ず1個は使い物にならない。

 というわけで、常に充電待ちでイライラ。

 別のメーカーのは、スイッチを押しても・・・

 これ初期不良で新品に交換してくれたのですが、やっぱり同じトラブルでぱあ。

 他の方からも聞いてみた限り、この手の充電式インパクトは大失敗という意見が多く、これは絶対に買っちゃいけない一品と断言いたします!!。

 生まれて初めてプロ用の電動工具を手にしたのがこれ。

 いやあそれまで1万円を超える工具を買ったことが無かったので、3万円近い工具を買うのは清水の舞台から飛び降りるくらいの勇気が要りました。

 でもやっぱり本物はいいですわぁ。

 まずコード付だから電池切れの心配をしなくていい。

 プロ用だから無茶苦茶パワーがある。

 ところがこのパワーが曲者。 正直なことをいうと使いこなすのに時間がかかります。

 よく「ハードウッドの施工のためにはどの程度のトルクが必要ですか？」

 というご質問を受けますが、私はそういった考えをしている時点で大きな誤解をしていると思います。

 ハードウッドの施工だと、大トルクの機械で無理やりねじ込んだら、ほぼ100%の確率でビスがねじ切れてしまいます。

 それよりは、小さい力できちんとビスが効くように下穴を丁寧に空けるのが成功の秘訣。

 そういう点でも、素人はもう少しパワーの弱いコード付きが上で書いたような心配もなく良い選択だと思います。

 但し安物はコードが短いですので、延長コードは必需品ですよ。

 私が持っている工具で最も高価なのがこれ。

 4万円近くする14.4Vの充電式インパクト。

 安物と違って、冷却装置が付いていて、真夏でも何の問題もなく充電できますし、1回の充電で打てるビスの本数が半端でありません。

 もう1年半ほど使っていますが、充電待ちでイライラしたことは唯の一度もない優れものです。

 しかもコード付きに比べると力の加減も自由自在で腕を問わず使いやすのも魅力。

 さすがにココまで高価なものは誰ばれお薦めし辛いですが、本当にいいものをお考えの方は無条件でこのタイプ。

 管理人はコード付きと併用していて、パワーと連続性が要求される下穴空けにコード付を、繊細な調整が要求されるビス打ちにはこちらを という風に使い分けています。

 いやあ 本物はやっぱり本物。 安いものには理由がある!!

 本当に思い知らされました。

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