ハードウッドは、環境面から大量に伐採をすることができません。 供給不安が常につきまとう木材なのです。
将来持続的に外部に使える木材を考えた時に、様々な方法で耐久性をアップさせた製品の開発が進められています。
ヘベアテックもそういった新素材の一つで、堅くて重い木材の将来の姿の一つかと思います。

ヘベアテックは、ゴムの木の単板に低分子フェノールを含浸させ、熱硬化させたLVL商品です。
ヘベアテックは、耐朽性に優れるだけでなく、退色しにくく、寸法安定性にも優れていて、ハードウッドの欠点を補う商品になっております。

 この材は国内でのウッドデッキの実績が乏しいため、的確な情報が不足しています。

東南アジアでつくられている製品で、東南アジアやヨーロッパでの実績は豊富にあります。

ヘベアテックの素材はゴムの木。
成長する速度が遅いハードウッドと違って、素材は30年ほど樹液を採取され、廃材となった木を利用しますので、将来に渡って持続的な伐採が可能です。
薄く単板に剥いだゴムの木に、低分子フェノール樹脂を含浸させることにより虫害に強く、強固になります。
そうした単板を張り合わせることで、ウッドデッキ等に使いやすい様々なサイズに加工をされているのです。

合板ですので、寸法の精度があり、将来痩せたり暴れたりすることがありません。

まだ日本での使用実績が乏しいため、メルバウ色のみ輸入をしておりますが、海外では様々な色に塗装をされたものが使われております。
公共用途で、まとまった量がある場合は、色の指定も承りますので、ご相談下さい。