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2016年12月28日
みなさんこんにちは、アイアンウッドです。
早いもので、今日で今年の仕事を納めさせていただきます。
例年と違って、現場仕事に追われることが少なかったのですが、さすがに年末は違っていました。
日が暮れるまで現場作業をして・・・
最後は雨に打たれながらビスを打っていました。
いやはや大変でしたが、ここまで作業をしておかないと年を越すことができません。
冷たい冬の雨でしたが、なんとか昨日のうちに形にすることができました。
サイトの方は、年内に全面公開を目指していましたが、もう少しのところで時間切れ。
ハードウッド以外についてはもうしばらくお預けです。
新年は、サイトも全面リニューアルいたします。2017年は新生ウッドデッキネットをよろしくお願い致します。
では、皆様よいお年をお迎えください。
2016年12月16日
みなさんこんにちは。アイアンウッドです。
ようやく冬本番となりました。朝晩辛い寒さになってきましたが、仕事として施工を請けると暑さ寒さで泣きを入れるわけにもいきません。
明日から広島県で、イタウバのウッドデッキを施工しますので、その準備をしました。
遠方での作業のときは、木材の準備も大事ですが、ちょっと忘れ物を取りに帰るわけにはいかないので、小物関係や道具をしっかり準備することがとても重要になります。
いろいろ準備している中で「ステンレスのくぎ煮」をご紹介しましょう。
ビスをフランパンに入れて強火で炒めます。
ビスは、まだショッピングサイトで紹介できていませんが、ステンレス木ネジの4.1×45。
イタウバの20×105の床板を止めるのに使います。今回は結構大きな案件で、1500本のビスを炒めました。
(1回に500本炒めています)
10分くらい火に掛けていると、下の方はかなり焼き色が付きますが、上の方はまだ元の色のまま。
ここで、バーナーで上からも焼きます。
5分くらいバーナーで焼くと、こんがりきつね色。
生地のままだとステンレスのギラつきが気になりますが、これだと木に馴染んで良い感じになります。
2004年に初めてウッドデッキを施工した現場で、「ビスのギラつき」を指摘されました。
多少焼き方は変わりましたが、フライパンはあの時買った100円ショップのものを今でも使っているのです。
2016年12月14日
皆さんこんにちは。アイアンウッドです。
今週は現場仕事は落ち着いていて、新サイトの更新に冷や汗をかいています。
旧ブログで一年半前に書いた記事を多少書き直して紹介します。
床板は、マサランドゥーバの20×105で、根太はマサランドゥーバの45×70。
ご存じない方もいらっしゃるかと思いますが、ウッドデッキネットでいろいろハードウッドを紹介していますが、堅くて施工し難いのはウリンでもイペでもなく、ダントツでマサランドゥーバ(マニルカラ、アマゾンジャラ)です。
何が大変って、ハードウッドに慣れている大工さんでさえ、下穴を空けると火を噴くし、丸のこで引くと木口が焦げるし・・・
もちろんビスをネジ切る確率はウリンやイペの比ではありません。
切るのは、良い刃を使ってもらうしかありませんが、穴あけやビス止めにはこの写真に写っている役立つアイテムが威力を発揮します。
新サイトで販売する皿錐は、この通りスムーズに穴あけができます。
ちらっと写っているウッドデッキビスは、切れ込んで言ってそんなに力を入れなくてもビス止めができます。
去年の春頃までは、こんな堅い木でも木ネジを使っていました。
いやあ良いものを知ってしまうと元には戻れません。
堅くて、施工が厭になっていたマサランドゥーバ材もこれさえあれば怖いものなしです。
マサランドゥーバ(マニルカラ、アマゾンジャラ)のご用命はウッドデッキネットへ。
皿錐、ウッドデッキビスも間もなくカートで買えるようにいたします。
2016年12月8日
みなさんこんにちは。アイアンウッドです。
一昨日も現場でいい汗かいていたら、かなり汗ばみました。
もう年末が近いというのに、本格的な冬はまだ先のようです。
さて、13年前に書いたウリンの灰汁の記事で、一つ気付いたことがありましたので、追記しました。
この写真が、HPで紹介している2004年に台風で大変な状態になった、ビリアン(ウリン)のウッドデッキ。
この日が住宅の完成見学会で、さすがにこれじゃまずいだろうと、近所のスーパーに走ってキッチンハイターを買ってきました。
さすがに100%とは言えませんでしたが、ここまで改善しました。
と言うことは13年前に書いていました。
ずっと、「塩素系のハイターが効くよ」と言い続けていたのですが、この言葉少々間違っていますね。
ビリアン(ウリン)に限らず、耐久性の高い木材は、酸性です。
なので、灰汁も当然酸性です。
と言うことは、アルカリ性の薬を掛けると中和するわけですね。
10年前に何気なく取った3つの洗剤は、たまたまアルカリ性のキッチンハイターと、中性のバスマジックリンと、酸性のサンポール。
これを知って実験結果をみると、なるほど合点が行くというものです。
2016年12月7日
こんにちは。アイアンウッドです。
丸書いてちょん。じゃなくて、縦縦横横は、意匠の話。
数ヶ月前の施工例を見てください。
15年前に作ったウエスタンレッドシダーのウッドデッキがかなり傷んできました。
やり変えの相談を受けたのですが、今の形状がお気に入りで、特に奥の方に見える手すりというか、フェンスの形状を変えたくないと言うのです。
15年前だと家の近くのホームセンターにウエスタンレッドシダーの縦横フェンスをおいていたのですが、今はどこを探しても有りません。
無ければ自分で作るしか有りませんね。
会社にイペで10×120に挽き割った材がありましたので、それを活用して、この通り。
ウッドデッキの床板はビリアン(ウリン)の30×120。枠はビリアン(ウリン)の45×90。
うまく収めたと自己満足。
調子に乗って室外機カバーも同じデザインにしてみました。
枠は、15年前のウエスタンレッドシダーを再利用。
傷んでいる部分を切除して、良いところを選んで使いました。
天板は、ビリアン(ウリン)の12×100。このサイズ在庫が安定しないけどいろいろ使えます。
こんな仕事は、時間に追われている時は断るのですが、今年は例年より時間が有ります。
今なら貴方の家にも作りに行きますよ。
2016年12月2日
こんにちは。今日も香川県のどこかでいい汗かいているアイアンウッドです。
ちょっとタイムリーとは言い難いですが、11月に施工したイペのウッドデッキをご覧ください。
古い和風のお宅のお庭のリフォーム。
元々植わっていた紅葉と住宅をつなぐスペースにイペのウッドデッキを施工しました。
施工したのは、11月7日で、その時はまだ青々としていたのですが、10日経って再訪してみると、ウッドデッキの上に紅葉が落ちてとっても良い感じになっていました。
再訪したのは、施工時に頼まれた、アレを設置しに来たため。
アレをアップにしてみましょうか。
天板は、ウッドデッキに合わせてイペの20×105。
その他の材は、米松の38角に防腐加工後、シェーナステインのウォルナットを塗装しました。
形状はとてもシンプルですが、いい感じにエアコンの室外機を隠しています。
2016年11月29日
みなさんこんにちは。 アイアンウッドです。
もう一日だけ、高知で見てきた現場の話をさせていただきます。
メインの建物は、360度ヒノキ材のウッドデッキ。
施工時期は不明ですが、木はまだまだ健在です。
ここの話を進めても良いのですが、今日の本題はこちら。
植物園の遊歩道も針葉樹で無塗装のウッドデッキです。
こちらは5年ほど経過していて、一部傷んでいるものを張り替えています。
同じ樹種は、温室の水辺でも使われています。
水辺という書き方をしましたが、床板の下は池です。前のブログで蒸散が原因で腐ったウッドデッキを紹介しています。ここは温室で下も上も環境としては最悪としか言いようがないのです。
外でも池の上にウッドデッキがあります。
こちらの方が温室よりはましですが、環境が良いとはとても言えない場所ですね。
そういや樹種書いていませんでしたね。
3か所とも同じ樹種で、断面サイズは38×89。
あれ?このサイズどこかで聞いたことが・・・
そうSPFなのです。
SPFの防腐加工材が、無塗装ノーメンテナンスでこんな過酷な環境に耐えているのは驚きでした。
SPF防腐加工材、桧防腐加工材のご用命はウッドデッキネットへ。
第二期公開時には、防腐加工の様々なオプションを提案いたします。
2016年11月18日
こんにちは。アイアンウッドです。
前回紹介したウリンの枕木は今は手に入りません。
手に入らないと言えば、RIB加工したウリン材もいまは貴重なのですが、10年くらい前は普通に流通していたんですよね。
そんな頃にここに入れたRIB加工したウリン材が門扉に使われていました。
鬱蒼と植物が生い茂っている場所ですので、裏側は苔で緑色に変色しています。
日当たりのいい表側はいい感じに枯れていますね。
門をいろんな角度で写真を撮りましたが、入り口でいつまでもうろうろしているわけにも行きません、そろそろ中に入ってみましょうか。
かなり広い植物園で1日居ても楽しいところですが、お目当ての場所に向かって10分ほど早足で歩きます。
鉄骨で下地を組んでいる展望台がお目当ての場所。
まだ紅葉する前でしたので、緑がまぶしい景色が広がります。
ここの床板がE4Eのウリン材。春に納品しましたので、ひと夏越えて少し色が褪せた頃。
ここで日向ぼっこをしても良いのですが、まだまだ見どころがあるんです。
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ショッピングサイトもカートを導入したりいろいろ進化した、新生ウッドデッキネットをよろしくお願いします。
http://www.wood-deck.net/
2016年11月14日
みなさんこんにちは。 アイアンウッドです。
旧ブログの最後に書いた高知の現場は、1日半で無事完了。
午後は、以前から気になっていた、牧野植物園を見学しに行きました。
いつものことですが、私が見ている場所は人とは違っていて・・・
まずは駐車場。
なんの変哲もない。と言いたいところですが、この写真に私が見たかった部分が写っています。
車の前と後ろに枕木がありますが、注目は前(写真の上の方)
アップにするとこんな感じになっています。
ケンパスCY枕木を車止めにしているのですが、タイヤを傷つけないように斜めにカットをしています。
去年私が納品していて、こういう加工をしていたことは知っていましたが、実際に使われているのは初めて見ました。
植物園の温室の入口に何らや気になる古臭い木がありますね。
逆光でうまく撮れていませんので、アップにしてみたいと思います。
これはウリンの中古枕木。
これを買い付けてきた人の話だと、スラバヤで機関車トーマスのようなこじんまりとした貨車が走っていた線路のものだそうです。
いやあ。いいもの見せて頂きました。
まだまだ良いものは続くのですが、今日のところは枕木ネタでひとまず置いておきます。
まだ第一弾でハードウッドしか公開できておりませんが、枕木も早めに公開を目指しています。
しばらくは、情報サイトで枕木の情報をご覧ください。
2016年11月6日
みなさんこんにちは。アイアンウッドです。
週末は、本社(名古屋市)に行って、いろいろ打ち合わせをしてきました。
地方事業所でも、歴史を感じることが多々ありますが、本社に行くと改めて先人の思いを感じて、身の引き締まる思いになります。
大日本木材防腐のHPのトップにも有りますが、本社の建物に入ると、このモニュメントが目に入ります。
一番古い注薬缶のふたを、新社屋の完成時に玄関を入ったところに設置しているのです。
ウッドデッキネットの会社案内でも書いている通りで、創業は1921年(大正10年)。
今年で、創業95周年になります。
これだけでも多くの先人の頑張りで今があることを感じるのですが、当社の元になっている会社が今でも健在なのです。
材惣木材。
名古屋市で1690年(元禄3年)に創業。代々受け継がれ現在の社長(当社と兼務)は12代目になります。
徳川綱吉の時代から21世紀まで326年に渡り、継続して事業を継続していることは代々の社長、社員の並々ならぬ努力のたまもの。
その時々の社会環境に対応して、企業も変革を成し遂げてきて、生き残ってきたものと思います。
その材惣木材は、今年の一月パリに本部がある老舗企業の国際組織エノキアン協会に加盟いたしました。
日本でわずか8社しか加盟を許されていない協会で、その名を汚さないよう、グループ会社の一社員として次の世代に事業を引き継いでいかなければいけない使命を感じている次第です。
今回までは、新サイトリニューアルに合わせてこれまでの取り組みや、会社の歴史の紹介をいたしました。
次回からは、旧ブログのようなタイムリーな話題を書きたいと思っています。
新生ウッドデッキネットをよろしくお願いします。
http://www.wood-deck.net/
商品ページよりご希望の商品をカゴに入れて、購入手続きに進んでください。
頂いた情報を元に先ずはお見積もりを作成致します。
ご希望の商品の在庫確認・見積もり用に情報をご入力頂きますが、この時点では注文確定ではありませんのでご請求を行うこともありません。ご安心ください。
見積もり、納期についてはご入力いただいたメールへ返信いたします。
詳しい流れについてはこちらをご参照ください。
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一部商品に関しては、代金引換、現金引換もご選択いただけます。
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木材の配送に関しては、路線便、混載便、チャーター(一部大手宅配)、船便配送をいたします。
ご依頼の内容により一番スムーズな配送方法を提案いたします。
送料や納期に関しては、個別にご案内をいたします。
詳しい内容はこちらをご確認ください。