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2020年10月11日
みなさんこんにちは。アイアンウッドです。
緊急事態宣言が空けて、2件関西でリハビリ向きのビリアン(ウリン)のウッドデッキを組みましたが、3件目はめっちゃハード。
いつもは現調に行かずに見積もりをするのですが、この案件は写真を見た瞬間。「これは無理」という言葉しか出てきませんでした。
16年前にスギで作ったウッドデッキが腐っていて、やり替えたいという相談なのですが・・・
まだ緊急事態宣言が出ていた5月21日に車で現地調査に伺いました。
高速道路にはこんな電光掲示
「不要不急の外出自粛 都道府県を超える移動は避けて」
いつも賑わっている淡路SAにはわずか8台しか車が居ない。
こんな時に街中じゃないとは言え、神戸市に行くのはもしかしたら犯罪行為なのだろうか???
って人の気持ちは思いっきり後ろ向きだけど、自然はのんびり・雄大なんですよね。
現場はココから直線距離だとわずか5km。 ここまで来て引き返すわけにいきませんよね。
すんごい崖地で、アプローチはわずか幅は1m強で、道路からこちらに向かってかなりの下り勾配。
反対側を見てみると・・・
玄関の向こうは2m以上下に地面が!!
そりゃそうでしょう。 ここ2階なんですもの。
ウッドデッキが無ければ、はしごで玄関に入れっていうの???
またすんごい家建てたもんです。
やっぱり明石大橋渡らずに引き返したほうが良かったんでしょうか?
2020年10月9日
みなさんこんにちは。
台風の影響で、冷たい雨が降っていますが、3か月くらい針を戻して施工例をご紹介します。
今考えると、よくあの梅雨の後半に大阪とか神戸で工事ができたものだと思います。
毎日天気予報を見て、ギリギリまで粘ってGOを掛けていたのですが、前回のお宅も今回のお宅もうまく雨をかいくぐって予定通り工事ができました。(ちなみに初日が7月12日で仕上げが7月19日)
2年前の5月に作ったビリアン(ウリン)のウッドデッキです。
めっちゃ日当たりが良いところで、良い感じに色が抜けていますね。
今度お孫さんが来るとのことで、それまでに手すりを付けてほしいという依頼がありました。
せっかくなので、階段の横を拡張したいということで、二つ返事で請けました。
前回ご紹介した箕面市の案件同様、1日で完成するはずだったのですが、柱を立てるのと、縦格子に手間取って、ここで1日目の作業完了。 残念ながらあと2~3時間くらいの作業を残してしまいました。
柱は90角
笠木は30×105
縦格子は30×40
上下の枠は30×90(特注)です。
残りの作業予定時間が2~3時間とは言え、現場は神戸で会社から2時間半掛かります。
近ければどうにでもなるのですが、遠方の仕事だと、ちょっとした仕事を残しても一日仕事になってしまいます。
この日は一度帰って、翌週もう一件の現場の合間に伺うことにしました。
明るいうちに明石大橋を渡ったのですが、その近くでものすごい現場が来週待っているんですよね・・・
キチンと寸法を測って帰っていましたので、事前に会社で用意ができたおかげで、現場作業は1時間ちょっとで無事完成。
ここはお孫さんのステージになるのかな???
これくらいの現場だと、お客様に写真を頂いて、寸法はお客様に測って頂いて準備をします。見積もりや、施工前に現地調査をすることなく、現場一発勝負をすることが大半です。
前回の箕面市も今回の神戸市も現場調査はせずに現場入りをしていますが、大きなトラブルは起こらず、無事完工することができました。
翌週の現場は間違ってもそんなことができないのですけど・・・
2020年10月8日
みなさん こんにちは。 アイアンウッドです。
更新の頻度が少なくてすみません。
仕事はめちゃくちゃ忙しくて、日々東奔西走しています。
実際の季節は、秋真っ盛りなのですが、時計の針を梅雨明け当時に戻して、いくつかの現場をご紹介したいと思っています。
緊急事態宣言が空けて、関西での仕事第一号のお宅をご紹介します。
大阪府箕面市の1戸建てで、駐車場の上に防水をしてテラスにして、一部菜園にしているお宅から5mx1.65mのウッドデッキを作って欲しいという依頼がありました。
ご依頼の内容から1日で工事を完了できるようにいろいろ考えて簡単に施工出来て、めっちゃ良く見える案を提示しました。
高さが低いデッキの高さ調整に重宝するマルチポストを束に使いました。
前に書いたのですが、マルチポストの高さが低いものは、調整代が小さいです。 現場調査をしたときに、レベルを正確に測っていない限り、失敗することが良くある。というよりも、失敗しない方が稀。というのが実際のところなのです。
今回だと5A型が最適と踏んでいましたが、一部4Aでないと対応できないところがありました。
1日で作業を終えるのが、最大の目標ですので、失敗は許されませんので、4Aを少し予備で持ち込んでいましたが、予備の材を使い切ってなんとか根太組が午前11時に完了。
根太が組めればこちらのもの。
ビリアン(ウリン)の20×105の床板をウッドデッキビスでばんばんビス止めしていきます。
お昼休みをきっちり取っても、2時過ぎにほぼ作業が終わりました
時間に余裕があるので、余った材でこんなのを作ってみました
固定していませんので、自由自在にスライドできる踏み台。
3時の休憩に家の中からパチリ。
朝とは全然違う風景になって、お客様は大満足。
私も予定通り1日で作業を終えて、まだ明るいうちに明石大橋を渡って家路につきました。
まさかその途中で、あんな現場が待ち受けているとも知らないで・・・・・・・・・
2020年9月16日
みなさん こんにちは。アイアンウッドです。
取りあえず。今回でSPFと合板のネタは一回おいておきます。
週末の4連休にいろいろ考えて、涼しくなってからぜひDIYにSPF・合板をお買い求めください。
またまた我が家の施工例です。
パーチクルボード9mmを天板にして、45角米松材を下地に使って、テーブルを作りました。
狭いスペースを有効活用するために、脚はあえて作らず、食器棚の上に置いただけです。
針葉樹合板だと、どうしても表面がザラザラ。OSB合板だとなめらかですが、凹凸が気になるので、パーチクルボードを選択してみました。
今回のポイントは塗装と、思い出の写真を使ったことにあります。
緑の雰囲気が欲しかったので、キシラデコールタンネグリーン色で塗装をしました。
想いでの写真を並べて、ビニールのフォルムを敷いて完成です。
こんな感じで、現場に合わせてカット納品をしたものをご注文いただきましたら、前回の踏み台同様お客様の作業としては、クギあるいはビスを打つだけ。
それに塗装etc.のアレンジをすれば、いい感じのインテリアになります。
我が家では自分でカットをしましたので、端材が発生します。
それも使い道があるんですね。
パーチクルボード9mmだけでこんなのを組んでみました
合板と、SPFや小断面の角材があれば、いろんな物が作れます。
ぜひチャレンジしてみてください。
9月31日までにご注文の方で、施工写真を頂ける方には、本体価格より10%OFF(送料は割引対象外)にさせていただきます。
2020年9月15日
みなさんこんにちは。 アインウッドです。
台風が季節を少し進めてくれたようで、この数日少し涼しくなってきました。
今週末は4連休で、自宅でゴロゴロという人も多いのではないかと思います。
そんなあなたに、3分間クッキング。ならぬ3分間DIYのヒントをご紹介したいと思います。
我が家で、高齢の母の面倒を見るようになって数年経ちます。
若い人と違って、座ったり立ったりするのが大変ですし、歩行もままならない状況。
一番に思いつくリフォームが段差解消と手すりの取り付け。
簡単にできることもありますし、専門業者でないと難しいこともありますが、今日ご紹介するのは、何の工具も無しにできる簡単介護リフォーム。
って前置きが長かったですが、玄関の踏み台を、「ツーバイ材と、ワンバイ材で簡単に作ってみました」
我が家の玄関で、既製品で無い物を使っている写真ですが、既製品で簡単に作れます。
脚は、2×6(ツーバイシックス)を並べるだけでOK
踏み台は、2パターン考えられます。 1×4(ワンバイフォー)を3枚並べれば、270mm幅に。 1×6を2枚並べれば、280mm幅になります。
長さはそれぞれの玄関で大きさが違うと思いますが、ウッドデッキネットにご注文を頂きましたら、ジャストカットをして納品いたします。
柔らかな木ですから、釘を打てば完成です。
3分は言い過ぎかもしれませんが、10分もあれば十分作れると思いますよ。
9月31日までにご注文の方で、施工写真を頂ける方には、本体価格より10%OFF(送料は割引対象外)にさせていただきます。
カートその他、見積もりのご依頼時に、「写真提供します」とお書きください
2020年9月3日
みなさん こんにちは。アイアンウッドです。
8月が知らぬ間に通り過ぎてしまいました。 9月になっても35度を超える日々が続いていますが、相変わらず東奔西走。 いろんな現場でいい汗かいています。
そっちも紹介したいのですが、7月末にやりそびれたことをしておかないと前に進めませんので、しばらくSPF・合板カット販売の話をします。
前回ご紹介したのは、12mmの針葉樹合板をカットして、色を付けたもので、ある面どなたでも思いつくパターンかと思います。
今日ご紹介するのは、防腐加工を自社でしているからこその「針葉樹合板の加圧注入して、必要な大きさにカット販売」というまあ誰も思いつかないだろうという新発想バージョンです。
例えば、こんな風に水路の蓋にしてみたらどうでしょうか?
あまざらしの上に、結構ジメジメしていますので、環境的には劣悪な環境です。
24mmの厚床針葉樹合板に防腐加工をしてみたら、こんな使い方もOK。
細長くしても良いのですが、取り外しが容易なようにすることも必要ですので、小さめの材を多く並べたほうが、使い勝手は良いです。
動くことを防止するために、30×40のあかまつの材で裏残を付けてみました
裏から見たらこの通り。
24mmの針葉樹合板ですから、耐荷重も相当のものがあります。
乗用車くらいならこの上を走ってもノープロブレム。
防腐加工をすることで、耐朽性も飛躍的にアップするので、こんな使い方もできるんですよね。
9月31日までにご注文の方で、施工写真を頂ける方には、本体価格より10%OFF(送料は割引対象外)にさせていただきます。
カートその他、見積もりのご依頼時に、「写真提供します」とお書きください
2020年7月26日
みなさん こんにちは。 アイアンウッドです。
4連休に合わせて、GoToキャンペーンが始まりました。
現場作業のために、明石大橋を渡って神戸まで出かけてきましたが、ものすごい違和感を感じました。
高速道路は空いているのですが、淡路SAには多くの人がいて、自粛前の土日くらいの賑わいがありました。
妻も広島に行っていたのですが、同じような感想で、道路は空いているのに一部のお店は大混雑。
自粛と、観光が綱の引き合いをしていることを感じたのですが、自粛の方が勝っているといった感じでしょうか?
さて、今日からしばらくは、新商品のご案内をいたします。
SPFに関しては、従来ウッドデッキ・ウッドフェンス用に防腐加工材の販売をしていますが、素材の販売と、「要るときに要るものだけ」をコンセプトに、SPF・ツーバイ材をカット納品するようにしました。
SPFは弊社名古屋工場・四国工場で、ツーバイフォー住宅のパネル用に常時大量に在庫をしています。
こういう風に壁のパネルを工場で組んで現場に運ぶのですが、枠だけでなく面材も組みますので、各種合板も常時大量に在庫があるのです。
ですから、今回は3種類の合板で、3種類の厚みを販売するようにいたしました。(3種類とも上の写真に写っています)
針葉樹合板、9mm・12mm・24mm厚
OSB合板、9mm・12mm
パーチクルボード、9mm
って書いてもなかなかイメージが湧きませんよね。
この件で先日打ち合わせをしていて、事務所にこんなものがあるのに目が留まりました。
黒いスチールラックに2枚板を追加しているのですが、12mmの針葉樹合板にレッドウッド系の塗装をしています。
さらにこうすれば、もっと印象が変わります。
おしゃれな家具に変身したと思いませんか?
実寸を測りそびれたので、28cm×45cmということで販売価格を見ていきましょう。
(以下の価格は2020年7月現在のものです)
針葉樹合板12mmで、30cm幅の50cm長さの価格は、330円。
この価格で縦横1カットのカット費用はサービスですので、330円で28cm×45cmにカットをして納品します。
上の例だと、3枚必要。
送料は全国一律1100円ですので、
330×3+1100=2090円で皆様の元にお届けをいたします。
こんな感じで、これからしばらく新商品の使用例をいろいろご紹介していきたいと思っています。
8月31日までにご注文の方で、施工写真を頂ける方には、本体価格より10%OFF(送料は割引対象外)にさせていただきます。
2020年6月24日
みなさん こんにちは。 アイアンウッドです。
続きを書こうと思いながら、時間に追われる日々で・・・
第4弾は詰め込んで書きたいと思います。
ウッドフェンスから少し外れますが、広島県尾道市・以前紹介したイタウバのパーゴラ付きのウッドデッキの話です。
2017年1月に施工して、1年後の様子です
伺ったのは、「柱が折れている」という電話が掛かってきたからなのです。
写真では分かりにくいかもしれませんが、左の方に向かって柱が反っていて、家との隙間が1年前よりかなり大きくなっていました。
構造上、上の方で矯正することができません。
反った材を元に戻すことも不可能ですので、取り合えず床板を外してみました。
これだけしか高さがありませんので、できることは限られますが、なんとか見栄え良くすることはできました。
手直し後の写真ですが、写真だと反りが酷くなっているように見えますが、実際にはかなり良くなっています。
家との隙間を上と下で見比べてください。
この現場で、イタウバの暴れは想像していたより遥かに大きいことを感じた次第です。
それから2年。 今年の春に香川県綾歌郡でイタウバの12×105の材を販売した方のお宅に伺いました。
施工から2週間ほど経っていません
正面から見ると綺麗なのですが・・・
うーん。 写真だと思ったより綺麗に見えますが、かなりガタガタになっています。
柱ピッチは1mでこれですから、イタウバをフェンスの横板に使うのは、ちょっと勧めない方がよさそうですね。
別の樹種ならどうでしょうか?
2017年夏にセランガンバツの12×100の板を販売した、香川県坂出市のお宅です。
屋根は無いのですが、近くにカーポートがあるおかげでしょうか?
2年半経過した割には、木の色がかなり残っています
屋根が近くに無いところだとこんな感じ。
通りはきちんと出ていますので、イタウバのように反ってガタガタになっているという感じはしません。
ただ、セランガンバツはビスの部分が黒っぽくなりますので、雨だれで見た目は美しくないんですよね。
最後に香川県坂出市で、昨年木塀の補助金を使ったお宅
手前が今回新設したヒノキのフェンス。 奥に見えるのが、セランガンバツ12×100に塗装をしたフェンス。(2年経過)
今回いろいろ見たけど、私はセランガンバツに塗装をしたのが一番良く見えました。
ヒノキの塗装が2番手と言うことで如何でしょうか?
2020年6月15日
みなさんこんにちは。 アイアンウッドです。
香川県高松市の我が家のウッドフェンス? のメンテナンスの話を続けます。
イタウバの方は見違えるように綺麗になりました。
こちらがメンテナンス前(施工から3年半経過)
こちらがメンテナンス後
なんとか反りも収まりましたし、塗料もうまくのりましたので、新品に変えたのか? と見間違うくらいの状態になりました。
ちなみに塗料は、3年半前に塗ったのは、シェーナステインのウォルナット。
今回は、会社に少しづつ残っていたいろんな色の塗料を混ぜました。(記憶だよりですが、シェーナステインのメイプル・ナチュラル。キシラデコールのオリーブ・バリサンダ・ジェットブラック)
ウォルナットよりは黒っぽさが勝ちましたが、まあこれも気分転換でありでしょう。
ソフトウッド継ぎはぎ軍団(ヒノキ防腐加工材・ウエスタンレッドシダー)のメンテナンス前がこちら。
3年半前にシェーナステイン・ウォルナット色を塗って、放置をしておいたのですが、まだまだ色は残っていて、再塗装をしなくても十分綺麗です。
メンテナンス後がこちら
間違い探しのような話ですが、一番上にヒノキ防腐加工材 18x90を一段追加をしました。
色はイタウバと同じで、少し黒っぽくなりましたが、イタウバのように激変したという感じはしません。
元々良いものが、より良くなった。 という感じでしょうか。
浸透性の塗料に関しては、吸い込みの状況により、大きく発色が変わります。
イタウバだと、油分が強すぎで、新材に塗装をしてもほとんど塗料を吸い込みません。 色持ちは最悪で、イタウバに塗装をする場合は、かなり頻繁に再塗装をする必要を生じます。
ヒノキや、ウエスタンレッドシダーだと、よく浸透しますので、発色もしっかりしていますし、色持ちも良いです。
塗料缶に塗装面積を書いていますが、2倍くらい幅を持っています。
その幅が、実際にいろんな木に塗ると実感できます。 面積当たり塗料を多く使ったときは色持ちが良くて、少なかったときは色持ちは良くないのです。
皆様から良くいただくご質問の中に、ハードウッドに塗装をしたほうが良いですか? とか、ソフトウッドは塗装をしないとダメですか? ということがあります。
今日のブログが私なりの回答です。
なお、ハードウッドで無塗装で放置をしておいて、数年先に塗装をした場合のことは、ウッドデッキネット・情報サイトにいい例がありますので、そちらをご覧ください。
まだメンテナンスから2か月しか経過をしていないので、一夏超えてから、この件はもう一度検証をしてみたいと思っています。
2020年6月14日
みなさんこんにちは。 アイアンウッドです。
香川県高松市の我が家のウッドフェンス? 2016年秋に施工して1年目にガタガタになっていることに気づきながら、2020年春まで放置をしていました。
世間では新型コロナウイルスの影響が深刻になって、急に全国で自粛ムードが広がった頃。まだ巣ごもり特需が発生する直前でで、めちゃくちゃ忙しくなる前の4月5日に重い腰を上げて、メンテナンスというか、補修工事をしました。
左・駐車場の横板がイタウバ。 向こうの駐輪場の横板がソフトウッドの継ぎはぎ(ウエスタンレッドシダー・桧防腐加工材)フェンス。
3年半前にシェーナステイン・ウォルナット色を塗っていたのですが、イタウバの方は完全に塗膜が剥がれています。
ソフトウッド軍団の方はまだ綺麗なんですよね。
ただイタウバが北向きで、ソフトウッド軍団は西向きですから、本当はそちらの方が色が持たない環境下にあるのですけど・・・
色は今度書くとして、イタウバのガタガタを何とかしないと格好がつきません。
フェンスの柱ピッチは1.7m。 こりゃ飛ばしすぎですよね。
真ん中に暴れ防止の縦桟を1本入れました。 樹種は現場に転がっていた米松の防腐加工材。 こんな感じで我が家の樹種選定は適当。 ベストの樹種選択をしているのではなくて、そこにあるものを有効に使っているにすぎませんが、それで十分満足していますし、このフェンスを見た人は皆さん感心されるので、これで良いと私は思っています。
とにかく矯正してビス打ち。
何とか格好がついてきました。
向こう側にも桟を入れて、遠目には何事もなかったかのようにうまく矯正完了。
これで柱ピッチは約85cm。 残念ながらイタウバはこれくらい狭い柱ピッチでもよく見ると波打っていますので、イタウバの12×100をフェンス板に使うときは、柱ピッチは90㎝くらいが精いっぱいといった感じでしょうか。。
一方ソフトウッド継ぎはぎ軍団はこんな感じ。 柱ピッチは約90cm。
手前の下の方はその真ん中で継いでいますので、横板は50cm弱しか無い物まであるのですが、それでもイタウバよりは通りが出ています。
私の施工例は、15年くらい前には1.8mくらい柱を飛ばしていたこともありましたが、段々ピッチは狭くなっていて、今は一番飛ばしているときで、1.3m(4mの材で3スパン)。 通常は1mピッチにしています。
どんな木材でも大なり小なり反り・暴れがありますので、できる限り短いスパンで矯正をしないと、ガタガタになるからです。
今日お見せしている3樹種だと、明らかに反りの程度が違っています。
一番反っていないのがウエスタンレッドシダー。 かなり反っているのが桧。 思いっきり反っているのがイタウバです。
木が硬い・柔らかいもあるかと思いますが、それ以上に元の木の性の違いを感じるのです。
イタウバファンには残念なことをお見せしているのですが、イタウバはウッドデッキネットでご紹介している木材の中で、最も反りが大きく、経年変化で思いっきり暴れる木なのです。
ですから、イタウバをフェンス板に使うときには、柱ピッチをできる限り狭くして、ビスを多く打って矯正をすることが一番のコツになります。
ということを知ってご購入いただくと、満足したウッドデッキ・ウッドフェンスが出来ますが、知らずに買ってガタガタになったときは寂しい気持ちになるものです。
イタウバが悪い木だと言っているのではありません。 イタウバの長所・短所をきちんと知ったうえで、適切な使い方をしてほしいのです。
商品ページよりご希望の商品をカゴに入れて、購入手続きに進んでください。
頂いた情報を元に先ずはお見積もりを作成致します。
ご希望の商品の在庫確認・見積もり用に情報をご入力頂きますが、この時点では注文確定ではありませんのでご請求を行うこともありません。ご安心ください。
見積もり、納期についてはご入力いただいたメールへ返信いたします。
詳しい流れについてはこちらをご参照ください。
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送料や納期に関しては、個別にご案内をいたします。
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