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2017年10月4日
みなさん こんにちは アイアンウッドです
今日で一旦連載を止めようと思っています
すっかり秋風が吹いて、気持ちよく作業ができた10月1日。再塗装の2回目は順調に進みました。
前回書いたとおり、途中で気づいたアクアアリゾールTCを塗って、延命措置は万全。
水見たいにシャバシャバですので、こういう風に割れている場所に刷毛塗りをすると、奥まで染み込んでいきます。
この点が油性のステインと全く違う点ですので、メンテナンスの下地処理にアクアアリゾールTCを使うのが正解だとこの仕事を15年もやっていてようやく気付いたのです。
HPではアクアアリゾールの少量タイプを販売しています。
新設時の小口塗り用だとそれで充分ですが、ウッドデッキetc.のメンテナンスだとかなり必要になります。
ちなみに前日の枕木の補修で4L。この日のデッキのメンテナンスでは2L程度を使用しています。
大量に使う方は、メール等(info@wood-deck.net)でお問い合わせください。
シェーナステインのウォルナット色で仕上げ塗り。
この塗料は、防腐会社のポリシーとして、大量に防腐薬剤を入れていますので、色もちも耐久性も抜群です。
ただ、その半面乾きにくいのと、強い臭いがしばらくします。
今日で4日目で、さすがに乾いてはいるのですが、臭いはまだまだきついです。
これを欠点と見るかどうか貴方次第。 良いと思われる方は是非ご用命ください。
一番傷んでいる部分もこれだけ気を使えば、まだまだもつものと思っています。
次回の再塗装は3年後を予定します。
その時にどういう風になっているか楽しみですね。
その1 ・・・再塗装の腰を上げた話を見てください
その2・・・はぐって見てビックリ。
その3・・・根太を見てさらにビックリ。
その4・・・幕板の下地もNGなことをしていましたね
その5・・・再塗装の1回塗り
その6・・・アクアリゾールTC 使えるじゃないか
2017年10月3日
みなさん こんにちは アイアンウッドです
sleeper君の再生木材のシリーズも始まりましたが、私はまだしばらくウエスタンレッドシダーのウッドデッキのメンテナンスネタを続けます
10月1日日曜日、すっかり涼しくなりましたので、2回目の再塗装に手を付けました
建物に近い部分は木材が健在で、とても塗りやすく仕事が捗るのです。
これからだんだん日がよく当たっている場所になりますので、床板も明らかに傷んでいる場所があります。
1回塗りの時は、すぐに駄目になることを覚悟していたのですが、前日とあるお客様のところで試したことをここでも試してみて、あと5年延命させようと思ったのです。
枕木風の木材(広葉樹ですが、樹種は不明)を柱立てしているのですが12年を経過してかなり傷みが目立つようになってきました。
中には地際が完全に腐って風で倒れかねないくらいのものもあります。
普通なら寿命だと言うところでしょうが、私はこれを5年もたそうと考えました。
そこで取りだしたのが、防腐会社である自社製品のアクアアリゾールTCスプレータイプ。
えっ? 写真じゃ100円ショップの霧吹きじゃないかって???
そういう声もあるでしょうが、商品として販売しているのはキチンとした、アクアアリゾールTCスプレータイプです。
たぶん赤ちゃんが押す程度の強さで倒れたと思うのですが、地際付近はこれくらい傷んでいます。
ここにアクアアリゾールTCスプレータイプを吹きつけます。
駄目な部分だけでなく、まだ一見健在な部分にもアクアアリゾールTCを吹きかけます。
一番最初の写真の左の方が吹きつけ後で右の方が吹きつけ前。
オレンジ色になっているのですが、これは本当はこちらのアクアアリゾールTC刷毛塗りタイプ。
色は刷毛塗りタイプがオレンジ色で、スプレータイプが無色。
色が付いている方が防腐剤を塗ったという実感がありますが、嫌いな方もあると思いますので、良い方をご選択ください。(防腐効果に違いはありません)
全部の地際がやられている訳ではなくて、しっかりしている方が多かったですので、こういう風にハードウッドで繋いで全体として風に対して転ばないような工夫をしました。
本当に5年先に見に行きたいのですが、何せ会社からこちらのお宅まで3時間掛かります。
こちらのお宅の事後談がご報告できるかどうかは何とも分かりませんが、これをウッドデッキのメンテナンスに応用すれば毎日効果を確認できると考えたのです。
2017年10月1日
みなさん こんにちは アイアンウッドです
すっかり朝晩冷え込んできて秋が到来したことを感じます
現実の時間では、今日2回目塗装をしたのですが、こちらではまだ暑かった8月末に時間を巻き戻して話を続けます。
私の人件費はさておき、このデッキの補修にはできる限り新規の材は買わずに済まそうということをポリシーでやっています。
倉庫にあった油性の木材保護塗料で、茶系のものとナチュラル系のものを引っ張り出してきました。
左から
シェーナステイン(自社ブランド)・・・ウォルナット色、リーフグリーン色
キシラデコール・・・ウォルナット色、ピニー色
ノンロット・・・イエローオーク色
塗料のメーカーの人に怒られそうですが、これらを混ぜて再塗装に使用しました。
なお、自社ブランドのシェーナステインはカートで購入できるようにしています。ただ、諸事情があって、HP本体からのリンクは少し先になりますので、こちらから塗料のカートに入ってください>>>
ウエスタンレッドシダーの部分にはウォルナットとリーフグリーンを混ぜてこげ茶にしてるのですが、この通りほとんど黒っぽく発色をしています。
下地の材の油分が抜けているのと、銀白化しているせいでこのように実際の塗料の色よりは黒っぽく見えるのです。
この場所は以前から何度もご紹介している部分で、白い柱を挟んで左右の2枚は今回裏返したもので、それから4枚左は6年前にプレナーを掛け直したものです。
6年前にプレナーを掛けた材はまだ木材の油分が残っていて、塗装をすると光っているのが分かります。
それに比べて今回裏返した部分にはプレナーを当てませんでしたのかえって隣の材とよく馴染んでいます。
今回のメンテナンスで材の傷みがとても気になったコーナーに近い部分です。
幕板側から2枚目の2×4は本当は裏返したいのですが、裏がもっと酷く仕方なくそのまま使っています。
うーん これは後何年持つことでしょうか?
3年先の再塗装まで持てばいいのですけど、見た感じでは来年が寿命のような感じがします。
5枚目の2×6は裏返していますので、この付近の材としてはとても綺麗ですね。
この付近の材はこの後注視をしていこうと思っています。
クマルは相変らす美しいです。
10年を過ぎてからがハードウッドの真骨頂だということを改めて感じさせられます。
こんな感じで、再塗装の1回目を終了しました。
この後DMBスーパーセールの準備がありますし、8月は猛暑でしたので、2回目の再塗装は涼しくなってからすることにしたのです。
2017年9月22日
みなさん こんにちは アイアンウッドです
暑さ寒さも彼岸まで
もう真夏のようなことは無く、良い汗かくにはとても良い季節になりました
現実の時間は、別の現場作業中なのですが、事務所のデッキの話を進めます
12年前に会社で余っていた材を使って、思い付きで作ったのですが、材は良いとしても構造面でもう少し考えておかなければだめでしたね
幕板を外側の根太から25cm程度持ちだしていて、なんの下地もせずに床板の小口にビス止めをしていました。
こんな施工をしていたので、幕板が時々抜けていたのですね。
さすがに今回は下地を入れてビスは下地に効かすようにしました。
会社に米栂土台の1m前後の材が転がっていたので、それで継ぎはぎですが、なんとか下地を作りました。
床板が傷んでいたものの中で、裏がまともなものは裏返して貼り直します。
このウエスタンレッドシダーの2×6は当時間違って買い付けをしたもので、片面ラフの北米仕様。
数年前に裏返したときはプレナーを掛けたのですが、今回はあえてラフのままビスを止めてみました。
こちらが一番最初に傷んでいるのに気づいた材で、裏返してもビス穴がポッカリ空いているのが気になります。
が、これでどこまで持つかも話のネタと思ってこのまま経過を見たいと思っています。
本当は2×4で傷んでいるものをなんとかしたかったのですが、2×4はハネ材の寄せ集めで裏はとても見られたものでは有りません。
はてさてこれで後何年持つことでしょうか?
ウエスタンレッドシダー、クマル、米栂土台を使ったウッドデッキも12年経過していろいろ傷みが出てきました
2017年9月3日
みなさん こんにちは アイアンウッドです
先週から気温が下がって、晴天でも外で作業が気持ちよくできるようになってきました。
いよいよ秋の需要期が始まりそうで、皆様からのご依頼をワクワクしながら待っています
さて、DMBスーパーセール四国会場まであと4日。実質的には準備期間はあと2日しかなくなってしまいました。
正直焦っています。
朝からこんなのを作って気を紛らわせているのですが・・・
先日のサンメッセで、立体的に展示をすることが目を引くことがよくわかりました。
いつもは、並べているだけのものですが、こういう形にすると、「展示」をしている。という意識がはっきりとお客様にも伝わるものと思います。
デッキ材だけでなく、今回のテーマは、「ちょっと変わった羽目板と床板」
まだサンプルが全数揃っていませんので、今日のところはこんな感じで、まだ右の方は歯抜けになっています。
水曜にはこちらもキチンとお見せできるように準備を進めたいと思っています。
ちなみに真ん中のジグザグ模様は、カリンのヘリンボーンフローリング。
今年の初めにHPで公開しましたが、今度のセールで新たな商品も加えて、「床材・壁材」を今後充実させていく予定です。
さて、展示も大事ですが、その場所のウッドデッキのメンテナンスもとっても大事。
前回床板やビスが駄目になっていた話をしましたが、床板を外したことで根太がこんな状態になっていたことに気づいてしまったんです。
うわーーーーーーー!!
これはさすがに駄目かも???
と思いながら、サンダー掛けをしたら、白い部分を軽く取り除いただけで健全な木材が出てきました。
一見白色腐朽菌に思いっきりやられているのですが、削った限りではまだ軽傷でした。
床板との接点がとてもしっかりしていますので、これだと、まだしばらくもちそうです。
こんなときに使えるのがコレ。
これHPで近々発売を開始しますが、小口塗りを想定した小さな容量のものとスプレータイプをHPでは販売をいたします。
業務用には写真の15L缶もありますので、こちら関しては、都度お問い合わせをしてください。
って、ちょっと宣伝もしながら、この薬を根太に刷毛塗りしました。
水性でとても塗りやすく、防腐・防蟻・防カビ効果に優れている薬剤で、これは一家に一缶。 いやプロ向けに各社に一缶常備をして欲しい逸品です。
こんなネタを考えながら、メンテナンスをしたり、イベント準備をしたり。
合間で、ウッドデッキ工事をしたり。
忙しい日々がこの先も続きそうなのです。
2017年9月1日
みなさん こんにちは アイアンウッドです
月末に大阪に出張していましたので、今週はバタバタです
この数日頂いたご依頼に対する返信が遅くて申し訳ありませんでした
来週の木・金に香川県の事務所でセールがありますので、まだしばらくバタバタが続きます
できる限り早めに返信はしますが、即日返信ができないことも有りますので、ご勘弁ください
セールに向けて、ウッドデッキもお色直し
って安易に思ったことを後悔することが起こったのです
ウエスタンレッドシダーの床板で、一番傷んでいた材を外してみました
左のビス穴を中心に大きく割れています
これが、褐色腐朽菌にやられて腐った木材です
褐色腐朽は、一見腐っているようには見えませんが、木材の細胞が破壊されていて、木材の強度が著しく劣化をします
ですから、ウエスタンレッドシダーはある程度の年数まではとても綺麗なのですが、傷みだすと急激に傷むと言う特徴があります
根太の方も良く見てください
米栂土台の木材は健在ですが、ビスが折れています
この現場では木材も金物も会社に余っていたものを活用しています
新たに購入しないと言うのをポリシーにウッドデッキを組んだのですが、最初いい加減にしていることが12年経過していろいろ問題になりました
ビスの写真では左3本がステンレス
後は鉄で、一番右は床板を外すときに折れたものです
床板を全部で7本外しましたが、まあどれだけビスが折れ込んだことか・・・
後々のことを考えると、こういった細かな部材にも心使いが必要だと改めて感じた次第です
ウエスタンレッドシダー、クマル、米栂土台を使ったウッドデッキも12年経過していろいろ傷みが出てきました
2017年8月28日
みなさん こんにちは アイアンウッドです
先日はサンメッセ香川のイベントにご来場を頂きありがとうございました
sleeper君が書いたとおり、こちらのブログを見てご来場してくれた方もあって、更新を頑張らなければ!!と改めて感じています
8月から9月に掛けては、毎年恒例のDMBスーパーセールを全国4か所で開催します。
既に第一会場の福島県会津若松市は25日に終わっているのですが、今週と来週は私が常駐する会場になりますので、ここでご案内をさせていただきます。
時間や場所は、上のリンクよりパンフレットにてご確認ください。
なお、平日の日中の開催です。大阪については、セールの当日だけしかご案内をすることができませんが、四国については、9日(土)もご希望の方がいらっしゃいましたら、ご案内をします。
セール当日は会場に常駐していますが、9日は事前にご予約を頂いた方だけに応対をしますので、9日にご来場をご希望の方は、Eメール(info@wood-deck.net)にてご連絡ください。
さて、ここからが今日の本題です。
セールに向けて、事務所のウッドデッキをお色直しすることにしました。
前回の再塗装から3年経過して、ちょうど再塗装のタイミングになっていましたので、良い機会だと思っていたのです。
ただ、連日暑い日が続きますし、時間もそう取れないので、早朝の2~3時間程度でさっさと済ますつもりだったのです。
が・・・
12年経過したウエスタンレッドシダーの床板がよくよく見ると・・・
12年経過した米栂土台がよくよく見ると・・・
うーん
こんなつもりじゃなかったのに
って前ふりをしたところで、明日から大阪に出かけます。
平日ですが、DMBスーパーセール大阪会場に、お越しいただけることを楽しみにしております。
2017年4月28日
明日からゴールデンウィーク。皆さんいろんな予定を立てていることと思います。
長期休暇で、ウッドデッキのDIYという方もいらっしゃると思います。
メンテナンスって皆さん簡単に口にするのですが、やってみると大変なもの。でも本当にきちんとメンテナンスをすれば、より長持ちするのは間違いありません。
今年は天候もいいようですから、大規模なメンテナンスをしてみませんか?
前ふりはこのあたりにしておいて、10年経ったサーモウッドのウッドデッキの大規模なメンテナンス工事をしに高知まで出かけてきました。
こりゃ思いの他やられていますね。
ウッドデッキの傷み具合を見るには、床板の状況も大事ですが、もっと大事なのは下地が健全かどうかをみることです。
傷んでいる床板をはぐってみました。
うーん 写真じゃ綺麗に見えますが、下地もかなりやられています。
屋根が大きく掛かっていますので、家に近いところは床板も根太も健全ですので、傷んでいる部分を張り替えて健全な部分は再塗装をすることにしました。
根太がやられていましたので、一度全部剥がして、下地を念入りに塗装します。 こんな時は、自社ブランドの「シェーナステイン」が防腐性能が抜群で、とっても役に立ちます。
傷みの少ない根太は再利用をして、駄目なものは桧の防腐加工材に取り変え。
床板も外壁から遠い部分は、ウエスタンレッドシダーに張り替えました。
この樹種を選択した理由は・・・
根太はソフトウッドの中で最も釘もちがよく、耐久性に優れていることを優先して、桧の防腐加工材を選択しました。
床板も桧でも良かったのですが、既存のサーモウッドと木肌が似ていていて、26x140という元の材と同じサイズが有るウエスタンレッドシダーを選択しました。
逆に根太をウエスタンレッドシダーにしなかったのは、釘もちが良くないため。 根太ピッチを狭くするならそれも選択肢だと思いましたが、そこまでするなら全部取り換えて構造からやり直す方がマシという判断をして、こういう樹種選択に落ち着きました。(旧ブログで書きましたが、根太ピッチを狭くしたり、ビスを長くすることも耐久性アップにつながります)
ハードウッドや再生木材を選択しなかった理由は最後に書きます。
一日作業をして、いい感じに仕上がりました。
穏やかな春の日にここで寝っころんでいると取っても気持が良いとお客様が言っていました。
ハードウッドや再生木材にしなかった理由がそこなのです。柔らかなソフトウッドだからこそとても肌触りがよく、冬は暖かく夏は涼しいという効果が有るのです。
このブログを始めた頃に書いたと思いますが、ソフトウッド・ハードウッド・再生木材は優劣をつけるものではなくて、適材適所。皆さんのこだわる部分に一番ピンとくる材をお使いいただいたらいいと思うのです。
2017年2月2日
みなさんこんにちは。 アイアンウッドです。
東京に行く機会が少ないもので、いったら有名どころのウッドデッキは押さえておかないと。
って思いながら早朝や夜うろうろしてきました。
朝ホテルでテレビを見ながら、ちらっと写っているウッドデッキにGO。
こういうことは地方に住んでいるとできない不思議な感覚があります。
ゆりかもめの汐留駅を降りると目に飛び込んでくる風景がここ。
8時前に行ったので、まだZIPの撮影をしていました。
写真には写っていませんが、左にちょっと切れている部分にお天気のお姉さんがいて生放送をしていました。
普通はそちらに興味を持つのでしょうが、私は下の方に目をやります。
前回ちらっと紹介した、軟腐朽で少し柔らかくなっているクマルのウッドデッキです。
お天気お姉さんとは反対方向、大時計の右の方に行ってみましょうか。
ここは屋根が掛かっています。
改めて思いましたが、雨の当たらない場所でのクマルは最強です。
この先もぐるっと一周したのですが、細かなことはサイトの方で見てください。
1周してお天気お姉さんのところに帰りつく直前にいたのは、お姉さんでもスタッフでもなく・・・
なんかシュールで良い感じ。 ウッドデッキって人が歩くためのものだと思っていたのですが、先入観を思いっきり壊されました。
いやあココ良いですわ。
新橋に近いし、今度は夜に来てみましょうかね。
東海、四国を中心にいろいろ施工しています。
2017年1月30日
みなさんこんにちは。アイアンウッドです。
先週は東京に講習を受けに行ってきました。
2日間みっちり勉強をして、最後に試験。 2か月先の合否待ちです。
前日までの北風も収まり快晴で、会場からスカイツリーがよく見えました。
まだ受かっていないのですが、木材保存士という資格を得るようになります。
2日間、広く浅くいろんな知識を詰め込みましたが、その中で腐朽の種類を学びました。
国産の針葉樹で良く見る木材の繊維が擦り切れるように腐るのが白色腐朽。
ウエスタンレッドシダーで良く見る木材がポロポロになるように腐るのが褐色腐朽。
広葉樹で、柔らかく腐るのが軟腐朽。
こういうことを知って現場を見るとこれまで目に入っていなかったことが見えてきます。
ウッドデッキネットで紹介しているお台場のあそこでは、セランガンバツの張替を定期的にしています。
これは褐色腐朽菌にやられているみたいですね。
旧ブログの最後頃に紹介をした汐留のあそこでは、クマルのデッキ材を部分的に張り替えています。
これは写真では上のと同じようですが、現場に実際に行けば分かります。明らかに軟腐朽菌にやられています。
ハードウッドと言っても腐りにくいだけで、腐らないわけでは有りません。
腐った木材には必ず原因がありますし、一部腐っているからと言って全部が駄目なわけでも有りません。
3月に合格証書をもらったら、9月に次のステップが待っています。そちらにも受かれば、木材の劣化度合いを診断して修理の助言をすることができるようになります。
もう一度同じ現場を見ようと思っていますが、たぶん張り替えられているんでしょうね。
腐った木材は、耐久性アップの大きなヒントになります。
商品ページよりご希望の商品をカゴに入れて、購入手続きに進んでください。
頂いた情報を元に先ずはお見積もりを作成致します。
ご希望の商品の在庫確認・見積もり用に情報をご入力頂きますが、この時点では注文確定ではありませんのでご請求を行うこともありません。ご安心ください。
見積もり、納期についてはご入力いただいたメールへ返信いたします。
詳しい流れについてはこちらをご参照ください。
お支払いは各種クレジットカード、銀行振り込みにてお願いいたします。
一部商品に関しては、代金引換、現金引換もご選択いただけます。
手数料はお支払い方法・ご注文内容によって異なります。
詳しい内容はこちらをご確認ください。
木材の配送に関しては、路線便、混載便、チャーター(一部大手宅配)、船便配送をいたします。
ご依頼の内容により一番スムーズな配送方法を提案いたします。
送料や納期に関しては、個別にご案内をいたします。
詳しい内容はこちらをご確認ください。