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ウッドデッキのある風景

世界の中心でウッドフェンスを作る その1

2018年11月19日

みなさんこんにちは。 アイアンウッドです。

11月は穏やかな日が多くて作業日和。 こんな日にこんな場所に行くとなんだかウキウキします。

え? どこだって???

もう14年前の映画になりますが、長澤まさみがブレイクするきっかけになった「世界の中心で愛を叫ぶ」。

メインのロケ地庵治町に何度も行ったことがあるのですが、今回は映画で予習をしてから現場に臨みました。

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屋島を借景にした、防波堤。

10数年前はここで愛を叫ぶ人が多くいたそうですが、今は釣りをしているおっちゃんしかいませんね。

 

 

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ちょっとアングルを変えるとこんな風景になります。

実は屋島をこの角度で見るのはとても珍しいのです。反対側からだと、映画「県庁の星で」何度も写っているのですが、そのアングルのデッキも久しぶりに見てみたいなあ・・・

話がそれましたが、愛を叫ぶには、このブランコも必須の場所。

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こちらは借景が五剣山。

ちなみにどちらも四国88か所のお寺があって、84番屋島寺・85番八栗寺と山を登っては下ってを繰り返して最後の88番大窪寺の難所に向かうお遍路さんを良く見るのです。

 

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セットで唯一残っているのが、写真館。

場所は移築されていますが、外装・内装とも映画のまま。

 

って私がのんきに観光をしているうちに、職人さんは頑張ってくれています。

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ウッドフェンスを作るには、下地作りから。

今回は、よう壁に穴を掘ってアルミの柱を埋めます。

コア抜きカッターを使って穴を空けているところで、今日は筆をおかせていただきます。

 

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世界の中心・香川県高松市でウッドフェンスの工事は、ウッドデッキネットにお任せください。

北米 vs 日本 その3

2018年3月20日

みなさん こんにちは。 アイアンウッドです。

3月の後半は現場三昧。

の予定だったのですが、昨日からの長雨で早速段づいてしまいました。

予定外に事務所に居るようになりましたので、塗装の続きを書かさせていただきます。

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日本人なら外材よりも国産材を使うべし。

ということで、桧の防腐加工材にキシラデコールのオリーブ色を塗装しました。

ウエスタンレッドシダーよりも木が堅い分刷毛が滑らかにすすみます。

 

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前回紹介したウエスタンレッドシダーと、を並べてみました。

上から2枚が桧防腐加工材(キシラデコール・オリーブ色)

次の2枚がウエスタンレッドシダー・プレナー面(シェーナステイン・ウォルナット色

次の2枚がウエスタンレッドシダー・ラフ面(シェーナステイン・ウォルナット色

もう少しアップにしてみましょうか?

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この角度だと木の雰囲気も分かるかと思います。

堅くてしっかりしている桧防腐加工材。柔らかくて木目がしっかりと出るウエスタンレッドシダー

今日は桧が上だという風に書いても良かったのですが、こうやってみるとそれぞれの雰囲気の差が出て、善し悪しよりも好みの問題だということが改めて認識させられます。

1回塗りだと、下地の色がどうしても勝ってしまいます。

この後もう一度塗ったのですが、写真を取りそびれてしまいました。

ウエスタンレッドシダーは私は納材だけですので、この後はご紹介をすることができません。

の方は機会がありましたら、現場での様子もご案内したいと思っています。

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北米の雰囲気をお好みの方は、現地挽き。美しさを求める方は、国内製材をどうぞ。

北米 vs 日本 その2

2018年3月8日

みなさん こんにちは。 アイアンウッドです。

前回に引き続きウエスタンレッドシダーのフェンス材の塗装の話です。

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前回お見せした材をアップにして見ました。

左がラフで右がプレナー。って書かなくても今度はよく分かるかと思います。

シェーナステイン・ウォルナットを1回塗りです。

ラフ面は黒っぽく発色をしていて、プレナー面は明るめに発色をしています。

 

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塗装中を見て頂くと、その違いがより鮮明に分かります。

これが浸透性塗料の特徴にもなります。

表面が滑らかな材だと、塗料の浸透性は悪く、本来の色がなかなか発色をせず、下地の色が透けて見えます。

前回書いたとおり、ラフ面は4倍の塗料を使っていますので、こちら下地には関係なく、塗料の本来の色に近い発色をしているのです。

ということで、なんとなく見えてきたでしょうか?

なんで北米の人はラフ面を表使いするのか?

塗料を大量に使う代わりに色もちがとても良くなります。

北米では、お父さんがDIYでペンキ塗りをするのが当たり前ですので、再塗装の頻度を少なくしたいという欲求が有るのです。

日本だと、美しい仕上がりを求める方が多いですので、将来のことよりも施工時に美しく仕上がる方が好まれます。

ですから、北米規格としては邪道になるのですが、プレナー面を表使いする方が多いのです。

という説明を15年前に輸入している人から聞いていたのですが、「本当かな???」って思っていました。

 

2010年にバンクーバーに行く機会があって、その時泊まったホテルで思わすシャッターを切りました。

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柱・梁が木製なのですが、これがまあ見事なラフ材。(ウエスタンレッドシダーではありません。SPFあるいは米松ではないかと思っています)

といっても遠目じゃ分かりませんね。

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近寄ってみるとこの通り。

材は荒いは。思いっきり割れているは。・・・

北米だとこれがOKだということを実際に見てびっくりしたのです。

 

どちらが正しくてどちらが間違いという話では有りません。

北米の人のこだわりがピンと来る方は、現地挽きを。 日本人なんだから、日本的なこだわりを重視する方は現地挽きを。

それでウエスタンレッドシダーは2種類を販売しているのですよ。

 

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北米 vs 日本 その1

2018年3月7日

みなさん こんにちは。 アイアンウッドです。

昨日は、ウエスタンレッドシダーのフェンスの下準備(塗装)をしていました。

フェンス板は、1×4を使うのですが、ウエスタンレッドシダーには現地挽き(カナダで製材加工した製品を輸入)と、国内製材(丸太を輸入して日本で製材加工)の2種類あります。

今回は、現地挽きを使用しましたが、北米の人のこだわりと日本人のこだわりを感じることができて楽しく作業をすることができました。

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塗装前の状況です。ウエスタンレッドシダー現地挽きの1×4は、2×4に仕上げた材を半分に割ったもので、元々2×4の表面で有った側は、プレナー・面取り。 割り返した側は、ラフです。

写真では良く分かり辛いですが、上側がプレナーが掛かっている面で、下側がラフ面です。

なんでこのような材を販売しているのでしょうか???

最初良く知らない頃は、加工費を節約することと材の厚みを多少でも厚くすることが目的だと思っていました。

片面ラフだと18mm程度の厚みがありますが、これにプレナーを掛けると16mm程度になります。

薄いと言っても充分用途には耐え得りますので、この方が良いように思うのですけど・・・

 

何はともあれ一度塗ってみましょうか。

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先日と違って、下準備の時は充分乾燥をさせる時間がありますので、シェーナステイン(ウォルナット色)をそのまま使用します。

70mmの刷毛に充分塗料を染み込ませてそれぞれの材に塗装をしてみました。

 

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プレナーが掛かっている奥の材は、一回でこの通り綺麗に塗れました。

ラフの手前に材はこの通りで、全然塗れません。 これじゃ話になりませんね。

 

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2回目でようやくこんな感じ。 荒く塗ってようやく2/3程度と言った感じでしょうか?

 

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3回目塗った後は、反対側から写真を撮ってみました。

次はなんとか全部塗装完了しそうな感じですね。

 

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4回塗ってようやくラフ面の塗装完成です。

単純に考えると、塗料の使用量・作業時間を考えるとラフを使う理由が分かりません。

ラフにすることで加工費は安く上がりますが、塗装費を考えるとプレナーを掛けた方が却って安価になるんですよね。

ここまでのことを考えると、現地挽き駄目駄目じゃないですか?

 

 

果たしてこんな単純に考えていいものなのでしょうか???

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キシラデコール vs シェーナステイン

2018年3月2日

みなさん こんにちは。 アイアンウッドです。

寒い冬がようやく終わりそうな気配になってきましたが、昨日は春の大嵐。 瀬戸大橋もほぼ終日通行止めになっていて、四国はやはり島国なんだと改めて感じました。

今日は塗装の話をします。

マサランドゥーバ(アマゾンジャラ)で5~6年前に施工した無塗装のウッドフェンスにウォルナット色を塗装してきました。

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1回目の塗装の途中でパチリ。

ブラジル産のハードウッドはものの見ごとに銀白化をしますので、塗装前の材は真っ白でした。

でも、1回目の塗装で色が発色しましたね。前にクマルの塗装をしたときは全く色が出ませんでしたので、とても意外な結果になりました。

 

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2時間半で1回目の塗装完了。 よく吸いこんでいて、表面は乾いていましたので、続いて2回目の塗装をします。

写真で分かりますでしょうか? 柱から左が2回塗りで、右は1回塗りです。

現場では明らかに2回目の方が色がのっているのが分かりましたが、写真ではそれが伝わらないのが辛いところです。

 

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お昼休みをはさんで、3回目の塗装をします。

これが仕上がった状態で、2回目に比べて茶色い色がハッキリと出ているのがお分かり頂けるかと思います。

銀白化したハードウッドに色をつけようと思うと2回では全然駄目です。

3回目でようやく本来の色が発色します。 こげ茶のウォルナットでこれですから、もっと薄い色を塗る時はなおさら何度も重ね塗りをすることが肝心になります。

で・・・

今回使った塗料ですが、メーカーの人は勧めないでしょうが、現場で大事なポイントを考えるとこうするのがベストだと私は思っています。

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シェーナステイン(写真左)と、キシラデコール(写真右)を用意しました。

これを混ぜるのですが、最初はキシラデコールを多めにして、2回目・3回目とシェーナステインを多くしていきます。

このときは1回塗りは、シェーナ2:8キシラ。 2回塗りは半々にして、3回目はシェーナ8:2キシラ。

こんなイメージで混ぜました。

理由はそれぞれの良いところを取るためです。

キシラデコールは乾燥が早く塗りやすいですから、時間に追われるプロには最適の塗料です。

反面色もちがよくありませんので、今回のように将来再塗装をお客様がする可能性が低い現場には向きません。

シェーナステインは、色もち・耐久性は抜群です。

ところが滅茶苦茶乾きが悪くて、今回のように1日で3回も塗ることができませんので、プロだと大幅なコストアップになるのです。

そこで私が考えたそれぞれの良いとこどり案がこういう風に混ぜることなのです。

今回の現場は香川県坂出市。 私の通勤ルートですので、毎日見ることができます。

3年は色が持つ。 と思っているのですが、3年先に良いご報告ができるでしょうか???


ウッドデッキネット(大日本木材防腐)オリジナルのシェーナステイン。 防腐会社がこだわって作った塗料ですので、色もち・耐久性には自信があります。

 

塗料が定着しない・・・ その2

2017年12月11日

みなさん こんにちは。 アイアンウッドです。

ビリアン(ウリン)のウッドデッキの足元に前回試しに3種類の塗料を塗ったのが、11月11日

それから10日以上経過した11月23日に再び現場(香川県丸亀市)に戻ってみました。

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水性塗料を剥がさずに塗った油性のシェーナステインは全く駄目駄目で、ムラだらけでとても使い物にはなりませんでした。

これは最初から分かっていたことでしたが、水性塗料の上から油性塗料を塗るのはNGです。と言うことを改めて再確認をした次第です。(全て剥がしてから再塗装をすればOKですが、その手間が大変な作業になります)

水性のキシラデコールコンゾランと、バトンプラスはどちらもいい感じになりました。

どちらを勧めても良かったのですが、今回は私の勉強のために、バトンプラスを採用することにします。

上の写真が、バトンプラスを試し塗りしたもので、既存のデッキの色と違和感なく仕上がっていました。

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水性バトンプラス。初めて使いましたが、良く伸びて塗りやすいです。

水性塗料にありがちな、塗っているうちに乾いて固まるということも無く、刷毛の後始末も水洗いできてとても楽。

やっぱり食わず嫌いは駄目だな。 と改めて感じた次第です。

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下地を軽くウエスで擦って、バトンプラスを1回刷毛塗りしたら、見違えるように美しくなりました。

さあ問題は、こんなやり方で定着していなかった水性塗料の粉が止まるかどうかですよね。

まだ綺麗になるかが半信半疑ですので、試したのは手摺のみで現場を後にしました。

 

 

それから1週間以上経った12月4日。再び現場を訪れました。

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ドキドキしながら擦ってみたらこの通り。

キチンと定着しましたし、既存の塗料の粉も押さえこみました。

いやあ。これ良いですね。 今まで水性塗料の上塗りもNGだと思っていましたが、どうやらなんとかなるみたいです。

今回の実験で使った、水性バトンと、キシラデコールコンゾランは、HPでは紹介していませんが、販売は可能です。

ご希望の方は、Eメールでお問い合わせください。

 

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四国香川と名古屋より皆様に役立つ情報を提供しています

 

 

塗料が定着しない・・・ その1

2017年12月9日

みなさん こんにちは。 アイアンウッドです。

この間から書いている塗装ネタの続きです

数年前に作ったビリアン(ウリン)のウッドデッキが銀白化をしてしまいました。

美しい色にするためにお施主様が自分で塗装をしたのですが・・・

乾きが悪いは、乾いた後で塗装の粉が服に着くわ・・・

どうしようもない状態になってしまったという相談を受けました

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ホームセンターで売っていた水性の赤系の木材用の塗料らしいのですが、塗装から数か月経過していて、塗装直後よりももっと酷い状態になっていました

試しに擦ってみると・・・

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こりゃまったく定着していませんね。

さてどうするべきか・・・

悩んでいても始まりません。

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とりあえず目立たない場所に3種類の塗料を塗ってみました。

一つはいつも使っている「シェーナステイン(油性)」

あと二つは、水性で初めて使う「キシラデコールコンゾラン」と、「バトンプラス」

全面塗装を考えたら、サンダーがけをするのは滅茶苦茶大変な作業になります。

雑巾で擦って、そのまま3種類の塗料を塗って数日後に確認をすることにしたのです。

 

続く


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桧のウッドフェンスの矯正

2017年11月27日

みなさんこんにちは。 アイアンウッドです。

私の目の前では決まりませんでしたが、無事愛ちゃん賞金女王になりました。 来年も四国のツアーにはできる限り応援に行こうと思っています。

 

さて塗装ネタに戻ります。 と言うのも長く予告をしてきたシェーナステインが今日よりカートでご購入頂ける容易になりました。 自社ブランドで、抜群の耐久性能や色もちがある塗料を勝負価格で販売しますので、ぜひお求めください。

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桧の防腐加工材(18×90)シェーナステイン・ウォルナット色を塗って隙間10mmで張ったウッドフェンスを施工しました。

現場は香川県坂出市。 会社から車で10分くらいのところです。

 

あれ? 何か変ですね。

おかしいところをアップにしてみましょうか。

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色は薄いし、隙間はバラバラだし・・・

誰がこんな施工したのでしょうか???

良く見ると、ビスは一列お気にしか打っていませんね。 隙間がバラバラなのはそのせいです。

 

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このように隙間が狭い場所にくさびを打って矯正します。

だとハードウッドのように堅くないので、人の力でも矯正できないことはありませんが、このようにくさびを打って、少し離れて確認をすることで、よりすっきりと通った精度のいいフェンスに仕上がります。

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ビスを仕上げてから仕上げ塗装をします。

シェーナステインに限らず、浸透性の塗料は1回塗りは下地の調整・2回目からが仕上げ塗装と思ってください。

2回塗れば2年くらいは持ちますが、本当はもう一度塗ると、その塗料はとても長持ちをしますので、再塗装を軽減しようと思うと、3度塗りをすることをお勧めします。

ただ、シェーナステインの欠点として乾きが遅いのです。 同日に2回塗ることができませんので、時間に追われるプロにはこの点が致命傷。

耐久性を飛躍的に高める成分を多く入れているのですが、これが乾かない原因。痛し痒しということをご理解ください。

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前回見ていただいたフェンス同様柱はアルミです。

笠木の収まりを変えていて、こういった収まりをすると、横板の側からは笠木が見えません。

ですから、単純に横板を張っているだけに見えるような収まりになっているのです。


ウッドデッキネットでは、フェンスの施工込みのご依頼は大歓迎

香川県坂出市、愛知県名古屋市から車で2時間くらいの案件は直接施工をいたします

 

 

桧の防腐加工材が斑点になっちゃいました

2017年11月21日

みなさん こんにちは。 アイアンウッドです。

愛ちゃん惜しかったですね。 でも2位に入ったことで女王への階段をまた一歩上がりました。

次が泣いても笑っても最終戦ですから、笑顔でシーズンを終えてくれることを祈っています。

 

さて、前回も書いたようにこのところ塗装をする機会が多くて、いろんなネタが溜まっています。

今日お話しすることは、おそらく誰も書いていないと思いますが、一部の人は、知っていることだと思います。

桧の防腐加工材をウッドフェンスに使うことが良くあるのですが、稀に後からこんな状態になることがあります。

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フェンス材は、桧防腐加工材18×90シェーナステインを塗装していますが、節の回りが白く斑点になるのです。

防腐加工をすることでものすごい圧力で薬剤を注入します。

の場合、数日は内部から水分が出てくるのが分かりますし、材がかなり重くなっていますので、その後も気づかないくらいのレベルで水分が内部から染み出るのだと思われます。

油性の塗装をすることで、塗料が良く効いている部分は水が抜けにくくなっていて節のところからじわっと水が出てくるのだと推測をされます。

10月は長雨でしたので、そこがカビてこんな具合に斑点だらけになったのではないか? と言う風に思っている次第です。

補修方法は至極簡単ですが、再塗装と同じだけの手間がかかります。

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サンダーで白くなっている部分を擦って、全体を塗装し直します。

写真は右がサンダーがけをしたところで、左は再塗装済み

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再塗装完了の写真です。

白い斑点は無くなりましたが、節はどうしても目立ちます。光の加減もありますので、角度を変えて少し引いた写真を見てください。

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いやあ良い感じになったじゃありませんか。

結果として再塗装したのと同じですので、色もちも良くなっています。

前回のウエスタンレッドシダーのフェンス同様、笠木には板金を回しています。

写真ではよく見ないと分かりませんが、柱もアルミの75角を使っていますので、地際が腐る心配もありません。

ウッドフェンスを長持ちさせたければ効果的に金属を使うことで、木の雰囲気を生かしつつ耐久性を高めることができます。

現場は、香川県丸亀市。道路沿いにフェンスを施工していますので、後々も見に行くことができますので、数年先の状況もご報告できれば。と思っています。


ウッドデッキネットでは、施工込みのご依頼は大歓迎

香川県坂出市、愛知県名古屋市から車で2時間くらいの案件は直接施工をいたします

こんなつもりじゃなかったのに その3

2017年9月3日

みなさん こんにちは アイアンウッドです

先週から気温が下がって、晴天でも外で作業が気持ちよくできるようになってきました。

いよいよ秋の需要期が始まりそうで、皆様からのご依頼をワクワクしながら待っています

さて、DMBスーパーセール四国会場まであと4日。実質的には準備期間はあと2日しかなくなってしまいました。

正直焦っています。

朝からこんなのを作って気を紛らわせているのですが・・・

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先日のサンメッセで、立体的に展示をすることが目を引くことがよくわかりました。

いつもは、並べているだけのものですが、こういう形にすると、「展示」をしている。という意識がはっきりとお客様にも伝わるものと思います。

デッキ材だけでなく、今回のテーマは、「ちょっと変わった羽目板と床板」

まだサンプルが全数揃っていませんので、今日のところはこんな感じで、まだ右の方は歯抜けになっています。

水曜にはこちらもキチンとお見せできるように準備を進めたいと思っています。

ちなみに真ん中のジグザグ模様は、カリンのヘリンボーンフローリング

今年の初めにHPで公開しましたが、今度のセールで新たな商品も加えて、「床材・壁材」を今後充実させていく予定です。

 

さて、展示も大事ですが、その場所のウッドデッキのメンテナンスもとっても大事。

前回床板やビスが駄目になっていた話をしましたが、床板を外したことで根太がこんな状態になっていたことに気づいてしまったんです。

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うわーーーーーーー!!

これはさすがに駄目かも???

と思いながら、サンダー掛けをしたら、白い部分を軽く取り除いただけで健全な木材が出てきました。

一見白色腐朽菌に思いっきりやられているのですが、削った限りではまだ軽傷でした。

床板との接点がとてもしっかりしていますので、これだと、まだしばらくもちそうです。

こんなときに使えるのがコレ。

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アクアアリゾールTC

これHPで近々発売を開始しますが、小口塗りを想定した小さな容量のものとスプレータイプをHPでは販売をいたします。

業務用には写真の15L缶もありますので、こちら関しては、都度お問い合わせをしてください。

って、ちょっと宣伝もしながら、この薬を根太に刷毛塗りしました。

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水性でとても塗りやすく、防腐・防蟻・防カビ効果に優れている薬剤で、これは一家に一缶。 いやプロ向けに各社に一缶常備をして欲しい逸品です。

こんなネタを考えながら、メンテナンスをしたり、イベント準備をしたり。

合間で、ウッドデッキ工事をしたり。

忙しい日々がこの先も続きそうなのです。

 

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事務所のウッドデッキを定点観察

ウエスタンレッドシダー、クマル、米栂土台を使ったウッドデッキも12年経過していろいろ傷みが出てきました

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