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2017年2月3日
みなさんこんにちは。アイアンウッドです。
10月末にサイトを部分的にリニューアルしていましたが、ようやくショッピングサイトの全面公開をすることができました。
これまで私が一人で好き勝手に書いていましたので、旧ブログは「四国香川より全国に発信しています」と書いてきましたが、これからは、名古屋の担当者と共同でいろんな情報を皆様にお届けいたします。
気づいていた人もあるかも知れませんが、新ブログでは最初に名乗るようにしておりますので、どちらからの発信かみて、いろいろ感じてくださると幸いです。
さて、彼の紹介は次回のブログで自己紹介をしていただくことにして、一人で書いてきた最終回として、時代の流れに触れさせて下さい。
東京で定期的にふらっと立ち寄る場所の一つがお台場のデックス東京ビーチ。
最初はセランガンバツの施工例として有名なので押さえておこうという感じだったのですが、行く都度工事をしているのです。
「ハードウッド=100年腐らない」といううたい文句から工事についてはさらっとしか紹介してこなかったのですが、10数年もこの業界にいると、腐らないだけでは片づけられないことがいろいろ起こっています。
この写真を見て、前だと「セランガンバツを再生木材に張り替えられてしまった」と言うことしか感じていませんでした。
そう時代の流れとして、ソフトウッドのデッキが傷んだらハードウッドに張り替え。ハードウッドが傷んだら再生木材に張り替え。と言うことを肌身を持って感じていたからです。
ところが、今回はちょっと違う見方になったのです。
1階は、セランガンバツを無塗装で使用して、傷んだものは定期的に張り替えている。2階と3階は色違いの再生木材を使うことで、高低差が実感できて以前よりより良い感じに進化している。
朝から晩まで缶づめで勉強した後にみた風景がこれだったのです。
そう。ソフトウッド、ハードウッド、再生木材は競い合って優劣を決めるものではなくて、適材適所で使い分けるものなのです。
今日ソフトウッドと再生木材をショッピングサイトにアップしましたが、どれが良くてどれが駄目というものは有りません。 紹介しているアイテムは全部良いもので、使う方の完成とか目的とかによって使い分けていただいたら良いと思うのです。
次回は若者にバトンタッチをしますが、まだまだ年寄りも頑張ります。ウッドデッキネットにご依頼が有れば、こちらで適材適所で振り分けてどちらかが責任を持って対応をいたします。
2017年2月2日
みなさんこんにちは。 アイアンウッドです。
東京に行く機会が少ないもので、いったら有名どころのウッドデッキは押さえておかないと。
って思いながら早朝や夜うろうろしてきました。
朝ホテルでテレビを見ながら、ちらっと写っているウッドデッキにGO。
こういうことは地方に住んでいるとできない不思議な感覚があります。
ゆりかもめの汐留駅を降りると目に飛び込んでくる風景がここ。
8時前に行ったので、まだZIPの撮影をしていました。
写真には写っていませんが、左にちょっと切れている部分にお天気のお姉さんがいて生放送をしていました。
普通はそちらに興味を持つのでしょうが、私は下の方に目をやります。
前回ちらっと紹介した、軟腐朽で少し柔らかくなっているクマルのウッドデッキです。
お天気お姉さんとは反対方向、大時計の右の方に行ってみましょうか。
ここは屋根が掛かっています。
改めて思いましたが、雨の当たらない場所でのクマルは最強です。
この先もぐるっと一周したのですが、細かなことはサイトの方で見てください。
1周してお天気お姉さんのところに帰りつく直前にいたのは、お姉さんでもスタッフでもなく・・・
なんかシュールで良い感じ。 ウッドデッキって人が歩くためのものだと思っていたのですが、先入観を思いっきり壊されました。
いやあココ良いですわ。
新橋に近いし、今度は夜に来てみましょうかね。
東海、四国を中心にいろいろ施工しています。
2017年1月30日
みなさんこんにちは。アイアンウッドです。
先週は東京に講習を受けに行ってきました。
2日間みっちり勉強をして、最後に試験。 2か月先の合否待ちです。
前日までの北風も収まり快晴で、会場からスカイツリーがよく見えました。
まだ受かっていないのですが、木材保存士という資格を得るようになります。
2日間、広く浅くいろんな知識を詰め込みましたが、その中で腐朽の種類を学びました。
国産の針葉樹で良く見る木材の繊維が擦り切れるように腐るのが白色腐朽。
ウエスタンレッドシダーで良く見る木材がポロポロになるように腐るのが褐色腐朽。
広葉樹で、柔らかく腐るのが軟腐朽。
こういうことを知って現場を見るとこれまで目に入っていなかったことが見えてきます。
ウッドデッキネットで紹介しているお台場のあそこでは、セランガンバツの張替を定期的にしています。
これは褐色腐朽菌にやられているみたいですね。
旧ブログの最後頃に紹介をした汐留のあそこでは、クマルのデッキ材を部分的に張り替えています。
これは写真では上のと同じようですが、現場に実際に行けば分かります。明らかに軟腐朽菌にやられています。
ハードウッドと言っても腐りにくいだけで、腐らないわけでは有りません。
腐った木材には必ず原因がありますし、一部腐っているからと言って全部が駄目なわけでも有りません。
3月に合格証書をもらったら、9月に次のステップが待っています。そちらにも受かれば、木材の劣化度合いを診断して修理の助言をすることができるようになります。
もう一度同じ現場を見ようと思っていますが、たぶん張り替えられているんでしょうね。
腐った木材は、耐久性アップの大きなヒントになります。
2017年1月24日
みなさんこんにちは。アイアンウッドです。
瀬戸と言えば、会社は瀬戸内海に面しています。
会社のウッドデッキから瀬戸大橋がなんとか見えるので、パチリ。
どこに瀬戸大橋が見えるんだって? という天の声が聞こえてきますが、正面に綺麗に写っています。
と言っても写っているのは番の洲高架橋で、つり橋は生コンのサイロの向こう。
敷地は海に隣接していますが、ここから西に200m歩かないと海にたどりつきません。
今日のような西風がきつい日は海から強い風が吹いていて、海の方に歩いていくのはとっても辛いのですが、これもネタのため。 風がかなり弱まったお昼3時頃に歩いて海まで行きました。
今度は瀬戸大橋もバッチリと言いたいところですが、やっぱり工業地帯に囲まれた風景はいまいち。
おまけに白波は立っているし・・・
でも、ここから6km西に車を走らせると全然違う景色になるのです。
瀬戸大橋を通りすぎたところに、宇多津道の駅があり、そこのウッドデッキから見た瀬戸内海は、うちの会社から見るのと違って、のんびりしています。
2009年に完成したクマルのウッドデッキは色こそ銀白化していますが、まだまだ健在。
さすがに寒風吹きすさぶデッキに立っている人はいませんでしたが、先週のTVではここでタモリがロケしていました。
今度は穏やかな小春日和に来てみたいものです。
公共のデッキもウッドデッキネットにご用命ください。
2017年1月23日
みなさんこんにちは。アイアンウッドです。
僅か1か月前のことなのですが、思い出しながら書こうと思ったのですが、記憶が薄らいでいて、感情移入がうまくできませんね。
土日に泊まり込んで、作業をしました。
土曜のお昼休みにパチリ。
イタウバの45x70を根太に。マルチポストを束に使っています。
この日も次の日も良い天気で、仕事がはかどりました。
日曜の午後3時半にパチリ。
ほぼ完成しました。
床板やスロープはイタウバの20x105。90角の柱を上に伸ばしているのですが、上の方で少し仕事を残して家路につきました。
土日は大工さんと私で4名で作業をしましたが、余りにも順調に仕事がはかどって、残った仕事はほんの少し。数日後に一人でやり残した仕事をしに、再び渡船に乗って行きました。
残った仕事は、日除けの取りつけ。
前回と違って小雨が降ったりやんだりでした。ここでのんびり瀬戸の夕暮れを見ても良かったのですが、地元で現場が待っています。
この写真は12月23日。これから年末まで毎日雨降る現場に出かける羽目になっちゃったんです。
香川県坂出市、愛知県名古屋市を拠点に西東に行きますよ
2017年1月19日
みなさんこんにちは。アイアンウッドです。
年末は良い汗かいていたのに、年が明けると事務所にいることが多くなっています。
良い汗かいていた12月に少しだけ針を戻して何回か連載をしたいと思います。
会社は瀬戸内海に面しているのですが、目の前は工業地帯。
とても小柳ルミ子の名曲のようなのんびりした気分にはなれません。
今回の現場から見た風景がこちら。
これだとズバリ、夕波小波。 ここにウッドデッキを作ったら、海を見てのんびり過ごすという発想も至極当然だと思いますよね。
ここに行くのにいくつか交通手段があるのですが、おのぼりさん向けのあれに乗ってみました。
ここに来たのは、10年ぶり。10年前のことを旧ブログに書いています。
立派なイペ材のウッドデッキがありますがそれは触らずに、その向こうに見えるのが今日のネタ。
渡船が尾道の市街地と向島を結んでいて、おのぼりさんとしてはこれに乗らなきゃ。
船に乗っていると、集金におじさんが近寄ってくるのですが、払うたびに金額が微妙に違います。
渡船も2つ乗りましたし、乗用車の時やトラックの時が有りましたので、いい加減なのは私の記憶かも知れませんが、一番安かった時が100円で一番高かった時が230円。
ジュースを買うくらいの金額で島まで車を渡してくれます。
施工には3日掛かって、1晩は大工さんと泊まりました。
やっぱり冬に広島にきたら「かき」
中で品定めをしたら、産地を書いています。
ちょっと立派なのや、随分立派なので金額が違うのですが、ちょっと立派なのは香川県産。
本場に来て、地元のかきを注文しちゃいました。
なにやってんだか・・・
ウッドデッキネタは次回までお待ちくださいね。
広島県でも自分が行きますよ。
2017年1月18日
みなさんこんにちは。アイアンウッドです。
寒波も一段落しました。暖かなうちにできることをやろうと、昨日と今日でごそごそと片付けをしました。
忙しいということを理由にいろいろ放置をしておいたのですが、このネタはさすがに放置しすぎですね。
2015年の秋まで時計の針を戻してください。
2005年、クマル材とウエスタンレッドシダー材とベイツガ土台で作った会社のウッドデッキがめでたく10年を迎えました。
ってタイムリーで無いにもほどがありますが、これを書いておかないと15年、20年と続いて行きませんのでご勘弁ください。
詳しくはサイトで書いていますが、まだ健在です。1年半前に再塗装したのもまだ綺麗に残っていて言うことなし。
では、話が前に向きませんので小ネタを2つほど。
この頃雨が多くてカビちゃいました。
これは拭き取れば綺麗になります。
1本だけどうしても性の良くない材が有ります。
無理やりビスで引き付けているのですが、さすがにそれも限界があるみたいです。
お客様の家だと張り替えるのですが、経年変化を見るための例としてこのまま放置をしておきます。
実際の時間では11年以上経過していますが、まだまだいけそうですよ。
ウッドデッキの経年変化も分かるようにサイトを更新中です。
2016年12月16日
みなさんこんにちは。アイアンウッドです。
ようやく冬本番となりました。朝晩辛い寒さになってきましたが、仕事として施工を請けると暑さ寒さで泣きを入れるわけにもいきません。
明日から広島県で、イタウバのウッドデッキを施工しますので、その準備をしました。
遠方での作業のときは、木材の準備も大事ですが、ちょっと忘れ物を取りに帰るわけにはいかないので、小物関係や道具をしっかり準備することがとても重要になります。
いろいろ準備している中で「ステンレスのくぎ煮」をご紹介しましょう。
ビスをフランパンに入れて強火で炒めます。
ビスは、まだショッピングサイトで紹介できていませんが、ステンレス木ネジの4.1×45。
イタウバの20×105の床板を止めるのに使います。今回は結構大きな案件で、1500本のビスを炒めました。
(1回に500本炒めています)
10分くらい火に掛けていると、下の方はかなり焼き色が付きますが、上の方はまだ元の色のまま。
ここで、バーナーで上からも焼きます。
5分くらいバーナーで焼くと、こんがりきつね色。
生地のままだとステンレスのギラつきが気になりますが、これだと木に馴染んで良い感じになります。
2004年に初めてウッドデッキを施工した現場で、「ビスのギラつき」を指摘されました。
多少焼き方は変わりましたが、フライパンはあの時買った100円ショップのものを今でも使っているのです。
2016年12月14日
皆さんこんにちは。アイアンウッドです。
今週は現場仕事は落ち着いていて、新サイトの更新に冷や汗をかいています。
旧ブログで一年半前に書いた記事を多少書き直して紹介します。
床板は、マサランドゥーバの20×105で、根太はマサランドゥーバの45×70。
ご存じない方もいらっしゃるかと思いますが、ウッドデッキネットでいろいろハードウッドを紹介していますが、堅くて施工し難いのはウリンでもイペでもなく、ダントツでマサランドゥーバ(マニルカラ、アマゾンジャラ)です。
何が大変って、ハードウッドに慣れている大工さんでさえ、下穴を空けると火を噴くし、丸のこで引くと木口が焦げるし・・・
もちろんビスをネジ切る確率はウリンやイペの比ではありません。
切るのは、良い刃を使ってもらうしかありませんが、穴あけやビス止めにはこの写真に写っている役立つアイテムが威力を発揮します。
新サイトで販売する皿錐は、この通りスムーズに穴あけができます。
ちらっと写っているウッドデッキビスは、切れ込んで言ってそんなに力を入れなくてもビス止めができます。
去年の春頃までは、こんな堅い木でも木ネジを使っていました。
いやあ良いものを知ってしまうと元には戻れません。
堅くて、施工が厭になっていたマサランドゥーバ材もこれさえあれば怖いものなしです。
マサランドゥーバ(マニルカラ、アマゾンジャラ)のご用命はウッドデッキネットへ。
皿錐、ウッドデッキビスも間もなくカートで買えるようにいたします。
2016年12月7日
こんにちは。アイアンウッドです。
丸書いてちょん。じゃなくて、縦縦横横は、意匠の話。
数ヶ月前の施工例を見てください。
15年前に作ったウエスタンレッドシダーのウッドデッキがかなり傷んできました。
やり変えの相談を受けたのですが、今の形状がお気に入りで、特に奥の方に見える手すりというか、フェンスの形状を変えたくないと言うのです。
15年前だと家の近くのホームセンターにウエスタンレッドシダーの縦横フェンスをおいていたのですが、今はどこを探しても有りません。
無ければ自分で作るしか有りませんね。
会社にイペで10×120に挽き割った材がありましたので、それを活用して、この通り。
ウッドデッキの床板はビリアン(ウリン)の30×120。枠はビリアン(ウリン)の45×90。
うまく収めたと自己満足。
調子に乗って室外機カバーも同じデザインにしてみました。
枠は、15年前のウエスタンレッドシダーを再利用。
傷んでいる部分を切除して、良いところを選んで使いました。
天板は、ビリアン(ウリン)の12×100。このサイズ在庫が安定しないけどいろいろ使えます。
こんな仕事は、時間に追われている時は断るのですが、今年は例年より時間が有ります。
今なら貴方の家にも作りに行きますよ。
商品ページよりご希望の商品をカゴに入れて、購入手続きに進んでください。
頂いた情報を元に先ずはお見積もりを作成致します。
ご希望の商品の在庫確認・見積もり用に情報をご入力頂きますが、この時点では注文確定ではありませんのでご請求を行うこともありません。ご安心ください。
見積もり、納期についてはご入力いただいたメールへ返信いたします。
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