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2018年12月2日
みなさん こんにちは。 アイアンウッドです。
ウッドフェンス3部作の第二弾は、前回と同じく、杉(防腐加工)のウッドフェンスとウッドデッキの施工なのですが・・・
フェンスの柱用の穴あけと並行して、ウッドデッキの下地を作っていきます。
ウッドデッキの材は前回と全く同じです。
束90角 、 根太45×90 、 床板 45×120 、幕板 30×120。
フェンスも同じと言いたいところですが、今回はアルミの柱なのです。
柱を立てたら、フェンスの方は放置をして、ウッドデッキの仕事をどんどん進めていきますが、その前に足元にちょっと注目してください。
木の柱の場合は、控え等をビス打ちしても後で目立たないのですが、アルミだと思いっきり目立ってしまいますので、こういう風にクランプを使用して、柱に傷をつけないようにします。
さて、この写真でおかしな点に気づきませんでしょうか???
私は生まれも育ちも香川県で、香川県の常識は全国の常識だと思っていたのに「えっ???それ違うの???」ってことがこの写真に写っています。
こちらが、兵庫県姫路市で穴掘りをした現場の写真。
土が全然違うんです。
このことを知ったのは、20年くらい前の高知県高知市の分譲地で、高知だと雨が多いので水はけを良くするために庭土には絶対に「まさ土」を使わない。 ということを聞いて驚いたのです。
香川県は、雨が非常に少ない県ですので、庭土はどこまで掘ってもきれいな「まさ土」で、石がゴロゴロしているお庭を生まれて初めて見て、今まで常識だと思っていたことが根底から覆されていたのです。
それ以来雨の多い地域には「まさ土」はNG。だと思っていたのですが・・・
3年前に香川県以上にため池の多い兵庫県姫路市のお宅で石だらけの庭土を見て、「もしかして私が常識だと思っていたことは、全国じゃ非常識だったのか???」って感じた次第なのです。
みなさんの家の庭土は、どっちなのでしょうか? いやもしかしたら、私の想像もできないようなタイプなんでしょうか???
2018年11月29日
みなさん こんにちは。 アイアンウッドです。
ウッドデッキの塗装を残したところで、初日の工事を終えました。
杉(防腐加工)で、床板は45×120・束は90角。 それにシェーナステインンのチーク色を1回塗りしたところです。
2回目の塗装をするとこうなりました。
1回塗りだと、防腐薬剤のグリーンがかなり勝っていましたが、2回塗れば概ね塗料の明るい茶色に発色をしました。
デッキはできましたが、フェンスの工事がこれから佳境を迎えます。
杉(防腐加工)材の90角の柱に45×90の横桟を取り付けて、18×90の縦板を張ります。
柱と横桟の面合わせをしているのが味噌で、とてもすっきりと仕上がります。
木だといろんな加工が現場で可能になりますので、こういった収まりもノープロブレム。
中からはこんな感じ。
90角の柱と横桟を面合わせしていますので、とてもすっきりした感じがします。
下地が組めれば、板張りは楽勝。
最後にシェーナステインを仕上げ塗りして完成。
2日間で、無事杉材のフェンスとデッキを組みあげることができました。
2018年11月28日
みなさん こんにちは。 アイアンウッドです。
月末から来月にかけて、3件のウッドフェンスの依頼を受けています。
最初の2件が、杉(防腐加工)で最後がイペ。 せっかくなので、フェンス3部作としてちょっとしたコツを紹介しようと思います。
朝も早よから穴掘りをして、杉(防腐加工)の90角の柱を埋めます。
柱はコンクリートが乾いてからは、直すことができなくなりますので、キチンと控え等を取ってぐらつきがないように柱を立てます。
足元でしっかりと通りを出さなければいけないのですが、これが案外大変で、穴を掘ってから糸を張るとたいてい少しずれています。
穴掘りは微調整との戦いでもあるのです。
柱は3時間もあれば作業完了。
今回は、ウッドデッキもありますので、柱の養生中にウッドデッキの下地を組みます。
杉(防腐加工)の90角を束に、45×90を根太にしますが、束はこういう風に切り欠きをして在来工法的な組み方をします。
ここで私は一旦会社に戻って、事務仕事。
近場(今回は会社から30分ほどの高松市西部)の場合は、たいていこんな感じで朝晩現場で昼は抜けています。
夕方現場に戻った時には、綺麗にウッドデッキが組み上がっていましたとさ。
会社で1回塗ってきていますので、仕上げは現場なのですが、それは明日の仕事に置いておきましょうかね。
2018年11月27日
こんにちは。sleeperです。
岐阜県美濃加茂市にある公園の遊具に杉材の防腐加工製品が使用されています。
先月オープンしたばかりの大型遊具なんです。名称は「大樹の遊具」。
高さが約10メートル程ある3つの塔からなり、ネットをくぐったり、登ったりして遊ぶことができるのです。
長さ5m~7m、径150mm程の杉材防腐加工をした円柱加工丸太が使用されています。
モクボーAAC防腐処理を施した後に塗装を行っていますので、見た目は茶色の仕上がりです。
6歳から12歳まで児童用の遊具でしたので、大人は利用することができないようです。
実際にみるととても大きくて迫力のある素晴らしい遊具でした。
印象的なデザインの外観は、「岐阜和傘」の骨組みが題材で、傘の頭を下にして立てたイメージしたものだそうです。
この大型遊具以外にも公園内には足湯やカフェ、動物とふれあえる牧場など家族で楽しめる施設が充実していました。
2018年11月15日
みなさんこんにちは。 アイアンウッドです。
今回の旅行で宮島に行こうと言ったとたん、父が猛反対。
というのも母が足が弱くて、杖では10mくらいしか歩くことができないのです。
宮島は両親の新婚旅行の地で、その時にかなり歩いたことを思い出してそう言っていたのですが・・・
今の観光地は、バリアフリーが必須。ましてや世界遺産となれば、その流れは当然なんですよね。
船もちゃんと車いす用の場所があって、島に渡る時点で、そういった危惧は一掃されました。
木の回廊も段差があるところにはスロープを設けてあって、車いすで何のストレスもなく参拝をすることができます。
潮が引いていましたので、普通の風景ですが、もう少し満ちてくると、境内は全て海に囲まれます。
900年前から木造(恐らく桧)で、木材を海水に浸けても耐久性は損なわれないことが、こういった施設で実証をされているのです。
桧の回廊に、海中に立っている鳥居。
この鳥居は明治時代に作られたもので、100年以上経過しているそうです。
改めて木材の強さを感じます。
実は父が大反対をしたおかげで、この地が両親の新婚旅行の場所だったことを知ったのです。
私が生まれるより前の想い出の地を後に、帰路に着いたのですが、海外旅行も良いけど、ちょっと身近な旅も良いですねぇ。
今度は、あの想い出の地に行こうかな!!
2018年10月25日
みなさんこんんちは。 アイアンウッドです。
毎月21日はいつもの駅の日。今月は日曜で多くの人が賑わう関西空港経由で行ってきました。
先月ガラガラの関西空港を見てきましたが、さすがに台風から1か月半経過した今は、お客様が戻ってきていました。
まだピークに比べると行列の長さが違いますが、朝の出国ラッシュの時間帯で、多くの人が並んでいました。
先月は閉鎖されていた展望ホールも今月は解放されていましたので、バスに乗って移動します。
いいねえ。ヒノキのウッドデッキ越しに見る飛行機。
目の前をドイツ・フランクフルト行きのルフトハンザ航空のB747がゆっくり進んでいます。
やっぱりB747はジャンボですねぇ。
左に目線を移すとこの光景。
タンカーがぶつかった場所を復旧工事している様子がよく見えます。
もうマイカーの通行規制も無くなりましたので、ほんの少しだけ混雑していますが、大きな渋滞もなく通行することが可能で、先月とは復旧度合いが違っていることを実感できます。
そうこうしていると、私がお目当てにしていたこの便がテイクオフ。
2か月強先にこの便に乗ってあそこに行こうっと!!
2018年10月21日
みなさんこんにちは。 アイアンウッドです。
大変な思いをしましたが、ココまで来た価値はありました。
まんまるのかわいらしい宿泊棟が並んでいます。
前回リンクした中にありましたが、この中の一棟はクレヨンしんちゃんルーム。
ネットで明日内覧会というのを見ていたのですが、どれがしんちゃんルームなのかは分かりませんでした。
私にはムーミン谷のように見えたのですけど・・・
中に入ることができませんでしたので、外から2×4の材が見えるところをパチリ。
ニジゲンノモリのHPだと内部がよく分かります。 この小屋組みや野地合板がそのまま室内の天井になっていてこれも見たかったなぁ。
反対側には、円形のウッドデッキが見えます。
といってもこの角度じゃ良く分かりませんね。
どうやら樹種はヒノキのようですね。
前回23棟全部やったと書きましたが、徳島県の会社が請けていてうちはそこの下請けをしていました。 物件ものだといろんな会社が協力をして建築をしますので、一部だけ携わっているということも良くあることです。
残念ながらウッドデッキのお声は掛からずで、私はこの案件に携わることができませんでした。
いやあ良いもの見て、良い気分で帰ることができそうです。
次の物件ではウッドデッキもやるぞーーー!!
2018年10月20日
みなさんこんにちは。 アイアンウッドです。
M様の納品の話を事務所でしていたら、ミナミの帝王D君が、「すぐそばに自分たちがやった2×4の物件があるので見てくるかい?」と話しかけてきました。
M様のお宅からその物件まで数百メートル。 せっかくここまで来たのだから行かない手は無いですよね。
「兵庫県立淡路島公園」・「ニジゲンノモリ」・「北斗七星」・「グランピア施設」このキーワードを頼りに行ったのですが、思いっきりなめて行きましたので、まあ迷う迷う。
なにせ、淡路島公園が広すぎるし、トラックを止められる駐車場が限られています。
いろんな駐車場を回ってようやくトラックが止められるところを見つけました。
「ニジゲンノモリ」の施設と北斗七星の看板は目の前にあったのですが・・・
グランピア施設ってどこ???
とにかくココで帰るわけにも行きません。
10分くらい山道を歩いて、こんな場所に出てきました。
ここにくるまで北斗七星の看板は何度も見ましたので、この先だと思うのですが、この時点ではちょっと心が折れ掛かっています。
この広場を越えても見えなければ諦めようかな・・・
って弱気になったところで、何やら風変りな建物が見えてきたのです。
何これ???????
思わずD君に電話をしました。
「丸っこい建物がたくさんあるんだけど、どれをうちがやったん???」
「23棟」
「えーーーーー!! これ全部そうか????」
まだ遥かに先ですが、先ほどの弱気とは違ってゴールは目前。 最後の力を振り絞って山道を掛け上がっていきました。
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2018年10月19日
みなさんこんにちは。アイアンウッドです。
前回書きかけでバタバタしていたら何人かの人に答えを言われちゃいました。
やっぱり見たら一目で分かりましたか。
これが完成系です。
ただみなさんから聞いた答えは俗称で、正式には、スケートボードの「ミニランプ」。と言うそうです。
まあミニハーフパイプの方が通りが良いと笑いながらヨーロッパ系白人のM様が話してくれました。
下地は、SPF防腐加工材の2×4で枠を作って9mmの防腐合板(モクボード)を張ります。
これくらいのアールだと人が踏めば合板は撓みますので、踏んでビスを打てばOK。
防湿透水シートを張った上に6mmと言っていましたが、5.5mmベニアじゃないかと思われる合板を張って色を塗ったら完成です。
既に2セット作っていて、それを拡張するために資材をご購入いただきました。
家の目の前はこんな風景が広がっています。
階段はイペ材で、降りると自前のプール。(白人はプール好きですねぇ)
海はまるでプライベートビーチ。
子供さんはココから対岸の神戸に通学で通っているんだそうです。
なんでこんな良い土地日本人は買わないんだろう???
って不思議そうにこの風景を見せてくださいました。
都会のすぐそばで田舎暮らし。 それができるのが淡路島。
都会に住んでセカンドハウスでのんびり。 それができるのも淡路島。
どちらもウッドデッキがとても合うんですよね。
2018年10月15日
みなさん こんにちは。 アイアンウッドです。
西日本でもめっきり涼しくなって木々がほんの少しですが、色づき始めました。
もう夏じゃないんだな・・・ ってとあるところで実感していたのですが、その前に書きかけのネタを終わらせなくっちゃ。
高松自動車道、神戸淡路鳴門道を快調に走って、1時前に目的地に到着しました。
奥の木材は、皆さん良くお馴染のSPF(防腐加工材) 2×6-16F。
これならホームセンターにもあると言われそうですが、この長さ。この本数。本当にホームセンターで揃うかどうか、お近くで探してみてください。
案外欲しいサイズを欲しい本数揃えるのが困難だということに気付くと思います。
そんなときは、ウッドデッキネットに一声かけてください。
で今日の本題は手前の針葉樹合板。
9mm×3×10のモクボード(防腐合板)。 これはどこでもお目に掛かれない代物で、全国でうちを含めて数社しか製造販売をしていないレアな商品です。
表面に防腐加工をしているのではなくて、単板に防腐加工をしてから接着していますので、防腐効果は抜群。
どちらかというと、DIY向けというよりは、真剣に家づくりを考えている工務店様向けの商品です。
と言っても工務店に納品したのをお見せしてもつまらないですよね。
今回の目的が面白いので、ココでご紹介をすることにしたのです。
これが今回の使用目的なのですが、ココで今日は時間切れ。
次回これが何なのかを説明いたします。
商品ページよりご希望の商品をカゴに入れて、購入手続きに進んでください。
頂いた情報を元に先ずはお見積もりを作成致します。
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