HOME › ウッドデッキのある風景 › WOODSPEC、グレイスデッキを施工しました 施工編 その5 四段の階段どうしよう?
2017年7月22日
みなさんこんにちは。 アイアンウッドです。
再生木材 WOODSPEC、グレイスデッキの施工日記の第九弾です。
下地の写真で右の方が変な形になっていたことにお気づきの方もあったかと思います。
大工さんが居る場所が階段になるのですが、何やら広すぎますよね。
図面での高さが50㎝でしたので、通常は二段の階段で、一段が16.5cm程度に設計をします。
ところが、この階段は四段。一段の高さが僅か10cmしかないのです。
しかも冒頭に書いたとおり、現場に来てみると高さは40cmしか有りません。
ということは、一段の高さは8cm。
うーん こりゃ大変なことです。
わし束とアイハット鋼で下地を作っていたのでは、とてもじゃ有りませんが綺麗に収めることは不可能。
皆さんこういうときにどうしているんでしょうね???
再生木材に慣れているslepper君に聞いてみると、各パイプを溶接して、ユニットを組むのが一番間違いがないとのこと。
なるほど・・・
って思ったのですが、今回のように高さが予定と10cmも違っていたらどうするんでしょうか?
用意していた角パイプのユニットは全く使い物になっていませんでしたね。
この現場では、HPで紹介しているアイテムだけでグレイスデッキを組もうと思っていました。
でもどこをどう考えても、HPで紹介しているアイテムでは、僅か8cmしか高さが無い階段を四段組むのは不可能です。
申し訳ありませんが、普段使っているハードウッドで下地を組まさせていただきました。
木が金属に比べて優れているのは、現場で削ることができることです。
木だと現場合わせでいかなる下地も作ることができますが、金属の場合は打ち合わせや図面の精度が無いと下地を用意することは不可能。
今回のようなぶっつけ対応はできないのです。
でもなんでこんな歩きにくい階段を指定したのでしょうか???
この写真に大きなヒントがあります。
こちらは老夫婦の家。 車いすのおじいさんと、足が不自由だけどなんとか一人で歩けるおばあさんの二人暮らしなのです。
おばあさんにとって、10cm以下の階段だと昇り降りできるのですが、それ以上だと介添えが必要になります。
高さが違っているのが分かった時に、一段減らすことも提案をしたのですが、この先のことを考えると、少しでも緩やかな階段を希望されましたので、予定通りの四段の階段を作ったのです。
こんな感じで、簡単な形状のウッドデッキですが、そこで生活する方の要望が詰まっています。
施工をご希望の方にはできる限りお客様のご要望を叶えたいと思っています。いくら細かくても構いませんので、具体的なご要望をお聞かせください。
私が走れる範囲(四国全域、広島県・岡山県・兵庫県・大阪府及びその近辺)なら喜んで伺いますよ。
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