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ウッドデッキのある風景

アコヤ

2017年3月10日

みなさん こんにちは。アイアンウッドです。

3月になって、少し春めいたり、冬に戻ったりしていますが、日差しも強くなってきて、もうそこまで春が来ていることを感じます。

暖かくなってくると外に目が向いていて、デッキ材のご依頼も増えてきました。

反面こちらの更新がおろそかになっていてすみません。

さて、新商品の紹介を続けます。

今日紹介する、「アセチル化木材、アコヤ」は、従来のサイトやブログでは一度も紹介したことが無い材です。

170310a

早速アコヤをウッドデッキに使ってみました。

白木の雰囲気は美しいのですが、普段触っているちょっと荒々しい木と違って、頼りなさも受けます。

 

こんなんで大丈夫かな?

 

 

 

と思っていたら、アコヤ材の海外の使用例でとんでもない写真を手に入れました。

170310b

水際なんて生易しいものじゃありません。 一部水に浸かっています。

海外の使用例だと気候が違うから・・・

ってこれまで思っていた先入観が完全に壊されてしまいました。

ましてやこんな例はどう説明したら良いのでしょうか?

170310c

木で水をせき止めています。

小さな水路だと分かりますが、ここを人が歩くのです。

絶対的な自信が無ければ、こんな使用例は想定すらすることができません。

アコヤは、これまでの概念を覆すとんでも無い新素材なのかも知れません。

 

 

と、ここまでは半分輸入元の引用もあるのですが、先日東京で木材の腐朽を学んできたときに、講義用の教科書にもアセチル化の記載があり、木材をアセチル化することで疎水効果が生まれ外部での耐久性がアップすると聞いてきました。

ちなみに、耐久性が高いとされているハードウッドでも、こういった書物に出てくるのは、ほんの一部の樹種で、大半の樹種は「耐久性は検証されていない」という中に分類をされているのです。

(耐久性が高い材はD1という区分になり、針葉樹10・広葉樹11樹種が指定をされています。)

こういったことから見ても、アコヤの将来性が分かります。

ウッドデッキというような固定概念ではなくて、この木の使い道を考えていきたいものです。


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