HOME › ウッドデッキのある風景 › 桧防腐加工材ウッドフェンス補助金仕様・・・香川県高松市の施工例
2020年1月23日
みなさん こんにちは。 アイアンウッドです。
今回ご紹介をする香川県高松市のウッドフェンスは、親子で意見が違っていましたので、両方の意見をお聞きしながらいつもとは少し違う提案をしてみました
ヒノキ防腐加工材を使ったウッドフェンスで、高さは1m・3方向に施工しましたので、総延長は40mあります
お庭というよりも畑として利用している場所に施工をしたのですが、できる限り畑には浸食をしないように施工をするように。ということと、お父様には、木材は腐るという観念がありましたので、それを払拭していただけるような工夫をいくつかしてみました
こちらのブログやHPをご覧いただいている方に説明するときは、「きちんとした加圧注入」をしていることや、「K3・K4」の違いを話ししますが、「木は腐る」と思い込んでいる人にいくらこういった説明をしてもなかなか信用していただけません
実証して見せるのが一番ですが、それが実感できるのは10年先の話で、その頃には施工時に話をしたことなんて忘却の彼方。
報われない仕事をしているなあ。 と思いながらも、陰では一生懸命耐朽性を高めるような工夫をしつつ、一目で分かる部分にも工夫をしてみたのです
穴を掘ると、畑が狭くなりますので、10cm幅のコンクリートを打って、土台をアンカーで緊結しました。
これで、「第一関門のできる限り畑に浸食をしない」はクリアしました
土台をコンクリートに密着すると水が抜けにくくなり、腐りやすくなります。
基礎パッキンを挟むことで、土台を浮かしていますので、地際対策もばっちり。
ただし、これをしても補助金の規定では、地際から外れませんので、土台はK4相当の加圧注入をして、木材自体の耐朽性を高めめています。
建築金物を使って、柱を立てています。
これは施工性を考えて採用しているもので、今回の補助金の現場では大半同じ施工をしました。
建築金物はよく考えられていて、強度は抜群です。
ただ、この施工方法は横揺れにあまり強くありませんので、控えは必須となります。
いつもなら柱と同材を使って、土に埋めるのですが、今回は「木材は腐る」と思っている方への配慮として、メッキ鋼板の角パイプを使ってみました。
もう一つ、私からの提案として、この構造で一番に腐る部分「笠木」にはガルバリウムの板金を回してみました。
地際と笠木。 構造面でこういった工夫をすることで、10年先も安心してお使いいただけるウッドフェンスになっているのです。
ここまで書いて塗装のことに触れなかったことに気づいたでしょうか?
塗装は、あくまでも表面の保護です。
しかも再塗装が必須となります。
「木材は腐る」という人は、「再塗装をしたくない」という気持ちも強いですので、間違っても「毎年塗れば持ちますよ」とは言いません。
会社で2回塗って、現場で仕上げ塗り。 3回塗装をしたのですが、お客様は気づいていません。
報われない仕事をしたなぁ・・・
という時もあるのです。
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