HOME › ウッドデッキのある風景 › 杉・桧防腐加工材・ウッドフェンス・補助金仕様・・・香川県高松市の施工例(その4)
2019年10月25日
みなさんこんにちは。 アイアンウッドです。
すっかり秋めいてきましたが、先日ご紹介していた現場の完成状態をお見せしていませんでした。
時間を真夏に巻き戻してご案内をいたします。
それにシェーナステインのウォルナット色を塗装しています。
今度は国道沿いで、フェンスがメインの写真を撮ることができました。
奥の工事の時に困ったことが起きましたので、柱の立て方を変更しています。
奥の工事の時は穴を掘って柱を埋め込みました。
土の部分は快調に穴が掘れたのですが、アスファルトの部分でかなり難工事になりました。
というのも、アスファルトが2重に敷かれていてサンダーでアスファルトをカットすることができなかったこと。
国道近くは、更にその下にコンクリートもあって、1本の柱用の穴を掘るのに1時間近く要したのです。
前回は困った場所が数本でしたので、頑張りましたが、今回は50本。
時間的にも体力的にも気力的にも途方もない作業になりますので、穴を掘るのは断念して、土台敷きに変更したのです。
これだと大きく深い穴を掘ることはありません。
コア抜きして、セメントを詰め込んで、ボルトをねじ込むだけ。
こんな風に書くと簡単なことですが、50本もコアを抜いた経験がありません。
大体1か所15分くらいかかりますので、予想作業時間は1日半。
うーん。これも気力が続きそうにないな・・・
初めて、コア抜きのプロに作業を依頼しました。
舗装工事をしている業者さんに依頼をしたら・・・
そうか。 機械は普段使っているのと同じだけど、移動が容易なように工夫をしているんですね。
このやり方だと、それぞれの箇所での事前準備は0分。普段のやり方だと事前準備だけで5分くらいかかりますので、作業効率がまるで違います。
10時に現場に来て、お昼休み前に帰って行きましたので、50本のコア抜きがわずか1時間半。
1本平均 2分。
いやはやプロの仕事に脱帽です。
今回の味噌は、柱のぐらつきをいかに抑えるか?
3mごとに控えを取ることで、とてもしっかりしたフェンスになっています。
何せ国道沿いのフェンスですから、ちょっとやそっとの風で倒すわけにはいきません。
これまでの経験上、風速30mは問題ありません。 まだ風速50mは経験したことが無いので、想定外のことも起こるかもしれませんが、去年大阪で大被害があった台風の時に直撃した場所にフェンスを立てています(8年経過)が、無事でした。それよりは遥かに横風を受けにくい構造ですので、風速50mでも大丈夫だと思っているのですけど。
国道193号沿い。 高松空港の誘導灯から南に4kmのところで、緩いカーブになっていますので、高松市方面・美馬市方面のどちらから来てもすぐにわかります。
できれば、経年変化を皆さんにお見せしたいと思ってますので、お近くの方は是非実物をご覧ください。
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