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2018年11月23日
みなさんこんにちは。 アイアンウッドです。
そんなの楽勝ですよ!!。
って言いながら、ちょっとしたことを知っているのとそうでないのとでは施工にかかる時間も仕上がりの美しさも大違いなんですよね。
横板を上から張るのと、下から張るのでまず根本的な考え方が違います。
今回は、割り付けを重視しましたので、全ての横板の高さに印を付けて下から張っていきました。
下から張る一番の利点は、一人でも施工できることです。
材の下にスペーサーを挟めば、一人作業ができます。
上から張る時は、クランプを使って固定をしないと一人作業はできません。
時間にすれば何倍も変わってきますし、材が動きやすいですから精度のいい仕事をするのも困難なのです。
ただ、複数で作業をする場合や、割り付けをそう重視しないときは、上から作業をした方が仕事が早いです。 そんなことを考えながらケースバイケースで張る順番を決めているのです。
ビスは、両サイドを1本だけ止めます。
なんで2本打たないのかって?
それが次の写真で明らかになるのです。
木材には必ず反りがあります。
イペだと木は素直で、今回の場合最大でも7mmくらいの反りでしたので上の写真(矯正前)でもそんなに違和感も無いように見えるかもしれませんね。
それでも矯正しておかないとプロの仕事には見えません。
こうやってくさびを打って矯正をするのですが、最初にビスを2本打ってしまうと両サイドは少々曲がった状態でビスが止まっていますので、材を矯正するとビスに横荷重が掛かってビスが弱くなってしまいます。
1本しか打たなかったことで、この時点ではまだフリーになっていますので、キチンと矯正ができて強度も保たれるというわけです。
ビス止めが完了してから、端の方をカットして長さを揃えます。(写真を撮りそびれました)
これも最初に切るとどうしても数ミリ凸凹が生じますので、張ってから切る方がとても綺麗に揃うのです。
最後に仕上げ塗り。 今回は、イペにキシラデコールパリサンダ色を塗装。
現場に来る前に2回塗っていて、仕上げ塗りで3回塗りです。
ハードウッドだと色が染み込みませんので、ソフトウッドよりも回数を多く塗らないと色がのりません。
この3回目の塗装が味噌で、来年以降の色もちを大きく左右するのです。
仕上げ塗りは施工完了後が基本です。
どうしても輸送中・施工中に傷をつけたりしますので、事前に何回塗っておいても現場でちょっと補修しただけでは綺麗になりません。
楽勝の横板張りもこんなことを考えながら作業しているのです。
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