HOME › ウッドデッキのある風景 › 北米 vs 日本 その2

ウッドデッキのある風景

北米 vs 日本 その2

2018年3月8日

みなさん こんにちは。 アイアンウッドです。

前回に引き続きウエスタンレッドシダーのフェンス材の塗装の話です。

P1160890

前回お見せした材をアップにして見ました。

左がラフで右がプレナー。って書かなくても今度はよく分かるかと思います。

シェーナステイン・ウォルナットを1回塗りです。

ラフ面は黒っぽく発色をしていて、プレナー面は明るめに発色をしています。

 

P1160893

塗装中を見て頂くと、その違いがより鮮明に分かります。

これが浸透性塗料の特徴にもなります。

表面が滑らかな材だと、塗料の浸透性は悪く、本来の色がなかなか発色をせず、下地の色が透けて見えます。

前回書いたとおり、ラフ面は4倍の塗料を使っていますので、こちら下地には関係なく、塗料の本来の色に近い発色をしているのです。

ということで、なんとなく見えてきたでしょうか?

なんで北米の人はラフ面を表使いするのか?

塗料を大量に使う代わりに色もちがとても良くなります。

北米では、お父さんがDIYでペンキ塗りをするのが当たり前ですので、再塗装の頻度を少なくしたいという欲求が有るのです。

日本だと、美しい仕上がりを求める方が多いですので、将来のことよりも施工時に美しく仕上がる方が好まれます。

ですから、北米規格としては邪道になるのですが、プレナー面を表使いする方が多いのです。

という説明を15年前に輸入している人から聞いていたのですが、「本当かな???」って思っていました。

 

2010年にバンクーバーに行く機会があって、その時泊まったホテルで思わすシャッターを切りました。

P1010407

柱・梁が木製なのですが、これがまあ見事なラフ材。(ウエスタンレッドシダーではありません。SPFあるいは米松ではないかと思っています)

といっても遠目じゃ分かりませんね。

P1010410

近寄ってみるとこの通り。

材は荒いは。思いっきり割れているは。・・・

北米だとこれがOKだということを実際に見てびっくりしたのです。

 

どちらが正しくてどちらが間違いという話では有りません。

北米の人のこだわりがピンと来る方は、現地挽きを。 日本人なんだから、日本的なこだわりを重視する方は現地挽きを。

それでウエスタンレッドシダーは2種類を販売しているのですよ。

 

<その1へ戻る                                           その3へ>


ウエスタンレッドシダーのことならウッドデッキネットへ。

北米の雰囲気をお好みの方は、現地挽き。美しさを求める方は、国内製材をどうぞ。

ウッドデッキネット ご注文前に必ずお読みください

ご注文からお手元に届くまで

商品ページよりご希望の商品をカゴに入れて、購入手続きに進んでください。
頂いた情報を元に先ずはお見積もりを作成致します。
ご希望の商品の在庫確認・見積もり用に情報をご入力頂きますが、この時点では注文確定ではありませんのでご請求を行うこともありません。ご安心ください。
見積もり、納期についてはご入力いただいたメールへ返信いたします。
詳しい流れについてはこちらをご参照ください。

お支払い方法について

お支払いは各種クレジットカード、銀行振り込みにてお願いいたします。
一部商品に関しては、代金引換、現金引換もご選択いただけます。
手数料はお支払い方法・ご注文内容によって異なります。
ウッドデッキネット ご利用可能なカードの種類
詳しい内容はこちらをご確認ください。

お届け・送料について

木材の配送に関しては、路線便、混載便、チャーター(一部大手宅配)、船便配送をいたします。
ご依頼の内容により一番スムーズな配送方法を提案いたします。
送料や納期に関しては、個別にご案内をいたします。
詳しい内容はこちらをご確認ください。