HOME › ウッドデッキのある風景 › WOODSPEC、グレイスデッキを施工しました 設計編その2 下地をキチンと拾うべし
2017年6月26日
皆さん こんにちは。 アイアンウッドです。
再生木材 WOODSPEC、グレイスデッキの施工日記の第二弾です。
グレイスデッキには、床板・幕板しかありません。 下地関係は、ハンディウッドの下地部材を使います。
今回は、HP掲載以来初めての施工ですので、メーカー純正仕様のまま木取りをするようにしました。
下地の平面図が次の通りです。
グレイスデッキ ・ ハンディウッド(25mm厚)とも、根太ピッチは400mm以下にします。
大引きピッチは、1200mm以下。
束ピッチは、800mm以下で、根太(大引き)の持ち出しは75mm以下。
この通りにしようと思ったのですが・・・
厳密に言うとこのデッキは強度不足です。
図面では持ち出しを100mmにしていますので、メーカーが勧める75mmをオーバーしています。
これを75mm以下にすると、今度は根太ピッチが800mmをオーバー。
といっても800mmをオーバーするのはせいぜい2cm程度ですからもう一本束を増やすのは止めて持ち出しを減らすか、束ピッチを少々広げるかを現場対応することにしました。
ここで書いた数字が再生木材の設計の基本になりますので、よく覚えておいてください。
下地はこれでOK。
と言いたいところですが、幕板をどうやって止めるの???
普段木材の角材を使っていますので、単純にビスを打つだけのことですが、ハット鋼にそんな芸当はできませんよね。
「幕板受下地」が、ハンディウッドの下地関連部材に用意されています。
幕板の段数に合わせて、高さは103mm(1段)、253mm(2段)、650mm(4段)の3タイプが用意されているのですが・・・
あれ???
ハット鋼だと幕板を打つ向きが2方向(木口、木端)になりますよね。
うーん 普段考えたこともないことに悩まされます。
これがの現物なのですが、上の方に切れ込みがありますね。
この切れ込みこそが、「幕板受下地」の最大の味噌です。
写真でうまく撮れませんでしたが、この切れ込みで90度違う方向もうまく使えるようになっているのです。
施工前に収まりを確認するために下地を仮置きしてみました。
そうか。 こうなるんだ。
ハット鋼より5mm外に幕板が来るようにちゃんと計算されていますので、純正部材を使えば余計なことを考えなくても綺麗な収まりになるんですね。
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