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2018年3月7日
みなさん こんにちは。 アイアンウッドです。
昨日は、ウエスタンレッドシダーのフェンスの下準備(塗装)をしていました。
フェンス板は、1×4を使うのですが、ウエスタンレッドシダーには現地挽き(カナダで製材加工した製品を輸入)と、国内製材(丸太を輸入して日本で製材加工)の2種類あります。
今回は、現地挽きを使用しましたが、北米の人のこだわりと日本人のこだわりを感じることができて楽しく作業をすることができました。
塗装前の状況です。ウエスタンレッドシダー現地挽きの1×4は、2×4に仕上げた材を半分に割ったもので、元々2×4の表面で有った側は、プレナー・面取り。 割り返した側は、ラフです。
写真では良く分かり辛いですが、上側がプレナーが掛かっている面で、下側がラフ面です。
なんでこのような材を販売しているのでしょうか???
最初良く知らない頃は、加工費を節約することと材の厚みを多少でも厚くすることが目的だと思っていました。
片面ラフだと18mm程度の厚みがありますが、これにプレナーを掛けると16mm程度になります。
薄いと言っても充分用途には耐え得りますので、この方が良いように思うのですけど・・・
何はともあれ一度塗ってみましょうか。
先日と違って、下準備の時は充分乾燥をさせる時間がありますので、シェーナステイン(ウォルナット色)をそのまま使用します。
70mmの刷毛に充分塗料を染み込ませてそれぞれの材に塗装をしてみました。
プレナーが掛かっている奥の材は、一回でこの通り綺麗に塗れました。
ラフの手前に材はこの通りで、全然塗れません。 これじゃ話になりませんね。
2回目でようやくこんな感じ。 荒く塗ってようやく2/3程度と言った感じでしょうか?
3回目塗った後は、反対側から写真を撮ってみました。
次はなんとか全部塗装完了しそうな感じですね。
4回塗ってようやくラフ面の塗装完成です。
単純に考えると、塗料の使用量・作業時間を考えるとラフを使う理由が分かりません。
ラフにすることで加工費は安く上がりますが、塗装費を考えるとプレナーを掛けた方が却って安価になるんですよね。
ここまでのことを考えると、現地挽き駄目駄目じゃないですか?
果たしてこんな単純に考えていいものなのでしょうか???
北米の雰囲気をお好みの方は、現地挽き。美しさを求める方は、国内製材をどうぞ。
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