ハードウッドの世界では、公共用途の樹種がジャラからイペに大きく変わりました。
当時イペは、公共用途の主流になっていましたので、いろんなサイズの既製品が入っていました。
今じゃ有りえないですが、300mm幅の板材なんて代物も普通に流通をしていました。
関東地方は、30x90・関西地方は30x105なんて色分けもされていて、東京では30x105のサイズは誰も見向きもされませんでした。
この当時苦労をして、イペとウリンを全国に広めたMさんに色々教わりました。
とてもありがたいことですが、彼のおかげでハードウッドに関して誰も知らない裏話を若年物の私も知識として蓄えることができております。
ウリンは、100%インドネシア産で、現地の供給事情からRIB材が主流。
E4Eのウリン材が入り始めたのが、この頃でしたが、板材では80%以上はRIB材。
これも今では考えられないことですが、フラットを好む方には、RIBを裏返して使うことを薦めていました。
セランガンバツは、普通に入っていましたが、私は使っていませんでしたので、あまり記憶に残っておりません。
マサランドゥーバは、この頃は目新しかったです。
この材を初めて日本に輸入したのもMさん。
彼が酒を飲んでいて、「ジャラそっくりだからアマゾンじゃだな」って話したのを聞いていた、Wさんが、その名前を商標登録してしまいました。
こんな昔話が昨日のことのように思い出されます。
やっぱ
昔は良かったよなぁ
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