ウッドデッキをいろいろ作っているとこんなご要望をお聞きすることが結構あるのです

 「デザインにアールを取り入れたい!!」

 「そんなのできないよーーー」

 って言ってしまうと話はそれまで

 何とかするのがウッドデッキネット流。

 何とかなったものをいくつかご紹介することにしましょう

 その1 アールの外壁に合わせたウッドデッキを作りたい!!  

 某Ｍハウスのデザインにはいろんな場所にアールが取り入れられています。

 今回ご依頼のあったお宅は外壁がまーるくなっているのです。

 そこにウッドデッキを作るのですが、当然外壁に合わせて加工をしなくっちゃいけません。

 大工さんとあれこれ考えて作業をしたのですが、これは案ずるよりも産むがやすし。

 角度を1本ずつ取って、丸ノコで斜めに切断。 それを合わせてみて、うまく合わない部分だけ微調整。

 なんとかうまく誤魔化し・・・ いやいや うまく合わすことができました。

 このあとハードディスクがクラッシュして写真が無くなってしまいました もっといい写真撮っていたのですが・・・

 これアールだけでご紹介をするのはもったいないのですが、既存のポーチとか花壇の取り合いも結構苦労をしています。

 と言いたいところなのですが・・・

 実はこの日トラブルで東京都のとある南の島に行っていました。 

 材の搬入はＴ君、施工は高知のＮさんに依頼。

 東京から高知に電話で指示をしたのですが、さすがはプロ。 私の思惑をうまく組んでいい仕事してくれました。

 床板をこういう風にカットするのはそんなに難しいことではありません（その1よりこちらが簡単です）

 難しいのは幕板。

 右下をよく見れば分かるかと思いますが、13ｘ105を2枚合わせました。

 薄ければハードウッドでも曲げられるのです。 

 床板は ビリアン（ウリン） 20ｘ105

 幕板は ビリアン（ウリン） 13ｘ105 (30x105より半割特注加工) 

 その2よりも床板の施工はこの方が容易ですが・・・

 要らんこと言うんじゃなかった

 アールが小さいので、幕板はえらいことになりました。

 まず13ｘ105で試してみると・・・

 バキ・メシ・ミシ!!

 いやーーな音とともに・・・

 次に20ｘ105にノコ目を入れて曲げてみます

 パッキーン

 ・・・

 半泣きになりながら 7ｘ105の材を作ってみたら

 ミシっと言う音はしますが、なんとか曲がります

 下段くらい大きアールだとそんなにびくつくことはないです。

 が、上段の大きさだと次は断ろう!! と心に誓いました

 床板は ビリアン（ウリン） 20ｘ105

 幕板は ビリアン（ウリン） 7ｘ105 (20x105より半割特注加工) 

 もっと違うのも挑戦してみたいです 

 チャレンジャー求む!!

 無理なものは断りますが・・・