ウッドデッキ・ウッドフェンス・パーゴラ等の経年変化を見るにはお近くの公共物件が一番 管理人がふらっと訪れたところをご紹介します
湾岸エリアのお約束
ATC(アジア太平洋トレードセンター)前のO'sパーク
大阪府大阪市
バブル期の負の遺産の象徴とも言うべき施設ですが、ベイエリアのおしゃれな施設。 お約束として大きなウッドデッキがあるのですが・・・
かなり痛んでいたらしく、2006年春 ウッドデッキを張り替えをしました。 どうやらウリンで設計をしていたものが、入手困難になり樹種変更をしたみたいです。
結局張られたのは「マサランドゥーバ(アマゾンジャラ)」 ハードウッドは入荷が安定しませんので、このようなことが起きることがあるのです。
円形のデッキ。 この角度だといい景色なんですけどねぇ。
北のほうを見るとクレーンの大群。 うーーんこのあたりがもうひとつおしゃれなイメージが浸透しない一因でもあるような気がするのですが。
メインデッキです。
黄色いペンキは無粋ですが、安全性を考えると・・・
気候のいいときはここでのんびり過ごすのもいいですよね。
噴水前はアールの・・・
えらい中途半端な巾と高さ。 アプローチとしてもベンチとしても???
うーん設計者の意図が見えない!!
ところどころ赤い樹液が見えましたので、根太の一部はウリンを使っているようです。
アマゾンジャラ(マニルカラ)のデッキを見に行く前に期待と不安が交錯をしていました。
アマゾンジャラ(マニルカラ)はとても綺麗で滑らかなハードウッドなのですが、横反りが結構あるのと干割れが大きいと聞いていたのです。
また、白く粘着性のある樹液が雨ざらしの状態では染みになっていないだろうか?
実際に見たデッキはとても綺麗な状態でした。 心配した干割れも全く気にならない程度。
これなら安心してお奨めできます。 イペ・ウリンの代替にぜひどうぞ!!
6年後の冬。
クリスマスの飾りつけがされている時期に再訪しました。
円形デッキは色こそ褪せましたが相変わらず綺麗。
回りに配された緑と相まって良い感じです。
メインのデッキ。
階段部分の黄色いペンキが剥げていて、こういうアングルで撮ると古くなっている印象を持たれるかも知れません。
木が健在かどうかは小口を見ればよく分かります。
ここは小口がはっきり見えますので、このアングルの写真でまだまだ木材は健在であることがお分かり頂けるかと思います。
平日の午後3時。 しかも北風が吹きすさんでいて人通りは全くありませんが、小春日和の休日だとまた違う印象なのでしょうね。
水辺のベンチと言うべきか、単なるアクセントと言うべきか・・
ココは一度塗装をされていますね。
まだ変な剥げ方をしていませんので、今年か去年塗られたのでしょうか?
色とりどりのイルカが良く映えていて、目も楽しませる空間になっています。
6年前に気づいていなかったのですが、もう一つ円形デッキがありました。
マサランドゥーバ(マニルカラ)の数年経過している材は、いい感じに枯れていますが、木材はまだまだ健在。 ハードウッドの真価が問われるのはまだまだ先ですね。
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