イタウバの色の変化がよくわかるウッドデッキ

ウッドデッキ施工例
香川県高松市 2012.2施工
イタウバ材セランガンバツ材

      

 3時間で色が変わるのがイタウバ。 では、もっと時間がたつとどのように変わるのでしょうか?

  

 2012年1月、イタウバ材でできたウッドデッキの拡張工事の依頼があって、現場を調査しに行きました。
既存デッキに携わっていませんので、時間の経過は不明ですが、1年未満ではないかと推測をしております。
右写真がよくわかるのですが、日当たりの良いところでは真っ白になるのと、黒っぽくなるのがあります。この不思議さもイタウバの特徴なのです。
 2012年2月、拡張工事をしました。
新しい部分と既存とはちょっと大きな色の差があります。
はたしてここまで色が違うものが、今後馴染んでいくのかどうか?
非常に興味深いところです。
 反対方向から撮ったものです。
この当時イタウバは品薄で、板材しか用意ができませんでした。
角材は、セランガンバツ材です。
ぱっと見では、違う樹種を使っていることに違和感はありません。
同一の視線の部分でなければ、こういった使い方は有りだと思います。
 2012年7月、手直し工事があって、再度訪問しました。

コントラストにはなっていますが、新しい部分も5カ月を経過して、いい感じに色が抜けてきました。
これならもう少し時間がたてば、新旧の色の差もそんなに気にならなくなるものと思われます。
 幕板のビスを抜きました。
裏返して見ると、この通り元の材の色が健在です。
また、真ん中の列はドリルで穴を空けたところ、綺麗な色の木くずが出てきました。
よく言われることですが、木材は表面が荒れても削れば元の風合いが出てきます。
傷んでいるのは表面のほんの十分の数ミリにすぎないのです。
    
   

 

 

  

 [Data]

  ウッドデッキ
 床板、幕板・・・イタウバ材 30x105
 柱・・・セランガンバツ材 90x90
 手摺・・・セランガンバツ材 30x105
 無塗装
 新設部分 5.6u (間口2.8mx奥行き1mが2か所)
 施工日数 2日(4人)
     

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