Vol.24 変形ウッドフェンスに自転車置き場編

香川県丸亀市 2006年7月

  
 1 フェンスの施工

2006年7月10-12日

 今回の施工の味噌はこの写真でお分かりいただけるものと思います。

 まずブロックを積む時にボルトを埋め込んでおきます。

 一番安価なのは、寸切り。 これだけだと抜ける可能性があるので、必ずナットでロックをして、埋め込みます。 深さは10〜15cmもあれば十分かと思います。

 

 土台に柱を乗せるのですが、このときの大工さんは半欠き加工をしていて、しかもボルトを使っています。

 

 でも実際に私がこう言った施工をしたのはこのとき限り。

 今だと土台に30x90を使い、90x90に柱を下からビス止めします。

 アールの部分を上から見たらこんな感じ

 

 いくら硬いハードウッドでも12mm厚だとこれくらい曲げるのは簡単なものです

 

 ちなみに2009年1月、各ハードウッド材のページに薄割り加工の加工費を載せていますので、フェンスのご要望がある時はご用命ください

 これレギュラー化できないのはこの薄さでしばらく放置をしておくと反りが出てきて、ちょっと厄介なことが起こるのです

 ですから、できるだけタイムリーにご注文いただき、タイムリーに施工をしていただくのが一番かと

  
 2 パーゴラの施工

2006年7月23日

 フェンスの作業をしながら、穴を掘って大きめの羽子板付きの束石を埋めておきました

 今回はパーゴラ単独ですので、上や横からの荷重以上に気をつけなければいけないのが、下から上に持ち上げる力。

 

 屋根を施工すると風で上に向かってあおられますので、この点をしっかり加味して、しっかり下を固めておくのが最も重要なポイントです

 ポリカの押え板を現場で作っているところです

 30x105をこうやって挽き割って行きます

 

 でもこれやるとノコの刃がパアになっちゃいますので、やり過ぎにはご注意を!!

  

この現場に通っていて、偶然なんとも嵌り過ぎている風景を見つけちゃったのです。

 飯野山が逆さ富士になっていて、何ともいい感じの森と古民家。

 

 ちょうどこの頃、ここで映画UDONのロケしていたんですわ。

 

 あまりに忙しすぎてロケは見に行くことができなかったのですが、この現場の2件隣の方が超有名店の息子さんで、しっかり映画のロケも来たみたいです

 2ヶ月後にもう一度来てみると、すっかり観光名所になっていました。

 国道から誘導の看板があって、駐車場ができて、土産物屋さんもできていて、この年の暮れまで多くの人で賑わっていました。

 

 あの古民家はビックリすることになんと映画のセットで2007年のお正月休みまで公開されて、その後解体をされてしまいました。

 今ここに行っても残っているのは土間のコンクリートだけ。

 あの風景は真夏のいい夢を見ていただけだったのかもしれませんね。

 

2009年1月 皆様に感謝をしながら・・・ 管理人 杭田正夫

 

   

  

ウッドデッキのある風景VOL.24

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