赤道直下の熱帯雨林で取れるハードウッドは、比重は1前後と密度があり重く硬いのが最大の特徴です。

 それぞれ樹種特有の虫害にも強い成分を持っており、外部に使用してもノーメンテナンスで数十年腐りませんので、公共事業を中心に使われています。

  またこういった材は原産地の東南アジア・南米では桟橋や家の外壁・屋根にも使われており、過酷な使用状況下でも防腐せずに無塗装でしかもノーメンテナンスで生涯使われています。

 いくら最強の木材でも辺材部は粗く虫害に強い成分はほとんどありません

 そこでデッキ材として最高のグレードを厳選してしかもWeb特価で販売をするのがウッドデッキネットのハードウッドです。

 ハードウッドは抜群の耐朽性がありますが、万能ではありません

 複雑な形状の施工は不可能だと思った方がいいでしょうから、耐朽性重視でシンプルな構造をお考えの方にお奨めします。

 また、年輪とか木目といった針葉樹の雰囲気とはずいぶん違いますので、いわゆる木の風合いを求めるならソフトウッドの方をお奨めします。

 施工面では従来の木工時の概念に捉われないことが大事かと思います。 その特性を知って施工をするとそんなに難しいこともありません。

 そういったコツをサイトの随所でご紹介していますのでご参考にされてください。

 あまり馴染みがない材だと思っていたら・・・

 案外身近なところに使われているものです。 公共の場所でぜひその雰囲気や経年変化をご確認ください>>>

 ソフトウッドでは、北米のツーバイサイズが基本となっていますが、ハードウッドはこれとは異なるサイズバリエーションとなっています。

 板材としては、20x105・30x105・30x120（高さx幅・ミリ単位）が主流で、20x120・30x150といった幅広の材や、20x90のような幅狭の材も一部にはあります。

 角材は、70角・90角が主流で、一部根太用に長方形の材（45x60etc.）や大断面の100角・120角もあります。

 長さに関しては30cmピッチあるいは50cmピッチで、1.8m〜4mが基本です。

 30cmピッチだと、1800・2100・2400・2700・3000・3300・3600・3900・4000

 50cmピッチでは、2000・2500・3000・3600・3900・4000

 これが基本ですが、樹種によっては1000程度の短尺材や、4500・5000といった長尺材もあります。

 サイズに関してはこちらもご参照ください。

 サイズのバリエーションはソフトウッドに比べてとても豊富ですが、特定のサイズにご注文が集中します。

 特に長さが3000・4000にご注文が殺到をしますので、この長さを外すことが可能であればできる限り違った長さでご用命ください。

 ソフトウッドの場合は、樹種を問わず規格サイズになっていますので、束4x4(90x90) , 大引き 2x6 (40x140) 床板 2x6 (40x140) というパターンが多いように思いますが、 ハードウッドではいろいろなサイズご使用のようです。

 写真上は束・大引きを60角、床板を20x105（ステップのみ30x105）

 写真下は束を90角、大引きを50x70、床板を20x105

 強度的には上も下もそんなに大差はありませんが、束柱が太いと丈夫そうに見えます。また幕板も小口を見えるように張るか否かで随分雰囲気が変わります。  

 このあたりは、価格・見た目・強度のバランスを考えて皆さん思考錯誤をしているところかと思います。

 ウッドデッキネットでお買い上げいただいた方は、、床板には30x105を使う方と20x105を使う方が半々程度です。

 コストと手間とのバランスを考えると、どちらが望ましいというものでもなく、いつまで経っても悩ましい限りです。

 また束や大引きも90角、70角、60角それぞれいらっしゃいます。

 施工の相談も承りますのでお悩みの方はメールをどうぞ。

 ハードウッドの選択の参考にこちらもご覧ください>>>

 デッキ材は全て四面プレナー加工をしていますが、面取りや溝加工などいくつかの形状があります。

 最も一般的なのは、E4E。フラットと呼ばれることもある四面にプレナー面取り加工がされたものです。

 片面に溝加工をしたものがRIBですが、RIBの形状は様々。 全面に5mmピッチで溝が入った日本仕様のRIBが一般的ですが、両端にフラットな部分を残したフランスRIB、公共関係で最近多い、V字加工をしたオランダRIBもあります。

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